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note で見た風景1

『創作活動でもっとも大事なこと』


私が note に登録するのは、実は2回目だ。
前回は5年前。
3回書いて、止めた。
止めたと言うより、続かなかった。
当時たまたま知り合った人の影響で開始はしてみたけれど、書きたくもないことを書いて、すぐに面倒になった。
最初からやる気がなかったのだと思う。
あの頃の私は、まず、ネット上に文を書くこと自体が怖かった。
悪いことしか起こらない、と言うイメージしか持てなかった。
例えば、3人に見られて、その中の1人に突然喧嘩を売られる、と言うイメージだ。
だからSNSでは一度も発信したことがないし、滅多にログインすることもない。
ブログは当り障りのない画像が中心で、やがて放置した。
昔、mixi に日記を書いたことはある。
もちろん、マイミク限定公開で(笑)。
けれどそれも辛くなり、止めた。
マイミクさんが、気を遣ってフィードバックしてくれるからだ。
きっと世間迷惑で、皆うざいだろうな、と思っていた。
最後にはメモ帳に書くようになり、自分のデスクトップのフォルダに放り込むだけになった。
後に、思い出して読み返した際に、「時効だな」と思ったら削除して終わり。
それがいちばん安心で、ほっとした。
だけど言い換えれば、私はそうやって何もかも避けて、何もしようとせずに生きてきて、そして多分このまま死んでゆく。
まるで、この世に「見学モード」で生まれてきたようだと、よく思う。
次に生まれて来る時は、「体験モード」で頑張りたい、などと考える。
そこで、

「いや、次は~とか言ってないで、今まだ生きてるうちに、見学を卒業しなよ!」

と、自分に言ってみる。
まあ、とにかく、そう言うわけで、少しは努力しようと、今これを書いているわけだ。
そして前回続かなかった教訓から、続けるために気を付けていることがいくつかある。

1.書きたいことだけ書く
2.日記は、自分のために書く
3.なるべくくだらない話題を選ぶ
4.ペンネームはふざけた名前にする

今のところ、大体この通りにできていると思う。
2の「日記は、」って言うのは、もしも小説とかコンテスト応募とかやらをやるなら、それは自分のために書くものじゃないから、あくまで日記限定。
けど、日記以外を書く日なんて、きっと来ない。

ところで、私は前回 note に登録した際に、「ここはとても良いところだな」と、好印象だった。
何と言っても、この原稿用紙が素晴らしい。
真っ白で、落ち着く。
文字数が表示されるのも有難い。
この用紙は文筆家が作ったのかな?と、想像したりする。
それと、とてもステキな言葉が書かれていたのを憶えている。
あれは、今はなくなってしまったのだろうか?と思いつつ探すと、それは今もあった。
けれど、以前とは少し変わったのかな?

上の2つは、ページビューを増やすことよりも、お金を稼ぐことよりも、あるいはフォロワーを集めることよりも、何よりも大事なことです。

創作活動でもっとも大事なこと

この一文は、私の記憶にはなかった。
単に、私が5年前は見落としただけかもしれないが。
とにかく、今回いちばん気に入った言葉はこれだ。
やっぱり、ここは良いところだ。

ネットは基本的に収益目的で運営されているから、寧ろ逆のことを強いられることが多い。
ここには、紙媒体時代の良さが残っているように感じる。

さあ、それでは堂々と、くだらない話の続きをしようか。
『600円の商品を300円にして欲しいと言う、値下げ交渉の話』とかさ。

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