【公式】陰ヨガは月のように静謐な状態で自分を内観
今回は、陰ヨガを紹介します。
陰陽とは
陰陽は、すべてのものごとには相対する側面があり、これらは補完しあっているという考え方です。陰は月、固定、静、奥。陽は太陽、変化、動、表面といった性質が挙げられます。
身体でいうと、腱、靭帯、筋膜などのより硬く乾いた組織は陰、これ対し筋肉や血などのより柔らかく可動性のあるものを陽の組織とします。
陰ヨガでは、長い時間かけて筋肉をリラックスさせた状態でポーズにとどまることで、陰の組織に働きかけることができます。
同じ筋でも長くポーズを取ることで、表面の筋肉だけでなく、内部の腱、靭帯、筋膜が伸長することができるんですね。
陰ヨガの歴史・特徴
特徴
ポーズのキープ時間が長いとか、経絡に働きかけるなどが知られています
一人一人の骨格や個性を大事にする。完成されたポーズを行うのではなく、生徒が自分に合ったヨガのポーズを自分で見つけていくという深い目的があります。
プロップス(補助具)を積極的に使うというのも特徴です。ブロックやボルスターがよくスタジオにありますが、家にある枕やクッション、ブランケットなどあるものを活用して、ポーズの助けにしたりリラックスするのに使うことができます。
昨日、紹介したアシュタンガヨガとは、全く正反対のようなのヨガですね。
順番や作法が決まっているアシュタンガヨガ、各個人の感覚でポーズを変えていい柔軟な陰ヨガ、私も知ったのはここ1~2年です。
陰ヨガは季節ごとにアプローチを変える
陰ヨガは中医学の教えに基づき、季節や元素、臓器などを五つに分類し、それぞれが相互に影響しあっていると仮定し、経絡(気の通り道)を考えていきます。
秋は、暑さ疲れとともに思いのほか身体に冷えもたまっています。
夏に摂取した冷たい食べ物や飲み物、またエアコンによる冷え。
また、風が吹くことから乾燥が進む気候になります。
溜め込んだ水分や冷えが『水毒』として鼻水や痰として現れたり
発汗作用の不調や乾燥から、肌のトラブルにもつながることも。
お腹周りの冷えは下痢や便秘を引き起こしたり。
そして、感情面では、徐々に日が短くなるにつれて、寂しくなったり鬱々してしまったり。
ただでさえ、不安定な更年期世代には厄介な症状と言えるでしょう。
これらの症状は秋の経絡【肺と大腸の経絡】とも深くかかわっています。
秋に調えたい【五臓六腑と経絡】
臓=肺(陰)・ 腑=大腸(陽)
肺の気が乱れると感情面は、
△外から入ってきたものを素直に受け入れられず鬱の気が生じる
大腸の気が乱れると感情面は、
△モノゴトへの執着が生じ、不要なものもうまく手放せない
△悲観的になる・気鬱・沈鬱しやすくなる
肺・大腸の機能の不調がある場合
更年期の症状と似てるものもありますね!
秋に取りたい食べ物
味覚:辛さ
・・・摂取したい旬の食べ物は大根・レンコン・ネギ・生姜など
梨や大根、百合根や山芋、はちみつなどの白い食べ物や、身体を潤す旬の食材(柿・かぼちゃ)をいただいて自然の恵みを頂きましょう。
これらの特徴や経絡を刺激する動きは、レッスン中に説明していきます。
まとめ
それぞれヨガの特徴は正反対でも、外部に惑わされず、自分を内観して心地よいところを目指す方向性は一緒とも思えます。
更年期は、男女ともにあると言われていますが、それぞれの症状は違うように陰陽二つのバランスを保つのが大切なのは、どんな物事にも通じるものかもしれません。
陰ヨガはどの時間帯にも大丈夫と言われていますが、私はアシュタンガヨガの練習後が一番リラックス効果を感じました。
最後のシャバーサナでは、寝落ちです(笑)
そして、目覚めた後は良質な睡眠を取ったかのように、エネルギーが満ちている気分でした。
アシュタンガヨガを1時間半以上しているので、中々実践できないのが現実です。
無料イベントの後半は陰ヨガを体験できます。
#筋肉祭り #幸年吉日サークル #心 #更年期 #オンラインヨガレッスン
#陰ヨガ #アシュタンガヨガ #身体 #心 #呼吸
インスピレーションを受けた記事・写真・イラストに使います。 サポートは、コメントだけでも、十分励みになるので、お気軽にご覧ください。