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20240728 カッパドキア レッドツアーと楽しい仲間たち

曇りのち晴れ 晴れると30度くらい。

今日は朝からツアーに参加。レッドツアーと言う王道観光コースをまわるやつ。

まずはギョレメの中心部まで車で行き、そこからツアーバスに乗り換える。ツアーは全部で10人。1人参加の人も多くて、オーストラリア2人、イギリス2人、コロンビア、アメリカ在住from中国、アメリカ在住fromパキスタン、スペイン、トルコ、そして自分という多国籍メンバー。年頃も近い人ばかりでたくさん話せてそれも楽しかった。パートナーにお子さんを任せて久しぶりの旅に出られた!という人も2人もいて、親だって自分のレジャーを気負いなく楽しめるのがみんなの当たり前になったら良いのに〜と強く思う。そのうちの一人は同性のパートナーと子どもを持って育てているとのことで日本も早くそれも普通うなればいいのになぁ。
今回の旅をしていて、同性婚が世界ではかなり当たり前になっているととても感じる。10年前とかと比べると明らかに周りの反応がフツーだ。

ツアーの話に戻すと、まずはウチヒサールの高台へ。ここは短時間のみで昨日も来たのであっさりと流し見して、すぐにギョレメの野外博物館へ。

洞窟の中の修道院、壁画がくっきり残っていてとても素敵。フレスコ画のある修道院の中は写真撮影自体が禁止なので目に焼き付ける。
11世紀のフレスコ画はかなり多彩で布の表現は仏様みたい。ビザンチン様式ってことなのかなぁ。

フレスコ画よりもずっと昔の教会の跡は撮影可

あと所々謎の生き物みたいなのが描かれていて面白い。魚の頭がないやつに手足が生えてるみたいなのとか。なんなんだろう。

1時間ほど過ごして次は通称"Love Valley"へ。見たらどういう意味か分かるよ、とガイドさん。到着すると…確かにご立派な陽物がそそり立っているような岩がたくさん…日本だったらしめ縄と御幣がかかって子宝のご利益とか言われてそうなかんじ?

そそり立つLOVE

地形としては平野が隆起してそのヒビに水が流れて砂岩が削れた感じに成り立ったのかな、と言う地形。
かなり風も強いけど、その間に猫ちゃんがうろうろ。

しばらく眺めた後はランチタイム!普通に美味しかった。中国姉さんはもっと辛く!と言って追加で唐辛子のピクルスが出てきていた。元もまあまあスパイシーなのだけど辛いのが好きらしい。食べながら中国カルチャーの結婚式のこととか、結婚生活の大変さの話を聞く。義理実家が封建的父権家庭でめちゃくちゃ圧が強いとか。噂に聞いてはいたが、ほんとにそんな事あるんだ〜が連発するくらい。気が強くならないとやっていけないマジで。

食後はキジルマク川沿いの陶芸工房へ。キジルマク川(赤い川)の周りにヒッタイトの遺跡があってそこを大村先生が掘ってるって話だったなぁと来る前に読んだ本を思い出していると、中国姉さんが日本の漫画でこれ知ってる?と『天は赤い河のほとり(作・ 篠原千絵)』の画像を見せてくれる。この作品が好きでここに来たのよ!と熱く語ってくれて、漫画の力ってすごいなぁと感動。王家の紋章とかも好きらしい。
自分は行く直前に、このエリアがヒッタイト文明の地域だと今更ながらに気がついてさっくり知るべく『ヒッタイトに魅せられて: 考古学者に漫画家が質問!!(著・大村幸弘、篠原千絵)』を読んだことで、天は〜を知ったのでまだ漫画は読んでいないので帰ったら読む。

そんな話をしつつ工房では作陶のデモを見たり、小皿を買ったり。

作陶の各段階の見本

ひと通り見て、次はImagination Valley(Devrent Valley)へ。ラクダ岩とかで有名なところ。思ったよりエリアは小規模で岩の間を足が取られそうになりつつ散策。他のメンバーは疲れちゃったようで一人で動き回っていた。
不思議な形の岩がいっぱい。

足元ザラザラですごく転びそう

最後はPasabag Valleyでキノコみたいな岩が沢山あるところの野外博物館を訪問。

あんなに高いところに住むのは大変だ

何故か日中韓それぞれの団体さんがすごい人数いた。これは見分けるのは至難のワザかも…なんとなくセルフィーに気合がすごいのが韓国グループ、映える風景を求めるのが日本グループ、な感じに見えた。

照り返しが眩しい

くるっと見て回って、無事にツアー終了。
楽しかったメンバーにもお礼を言い、自分だけ郊外のホテルなので別のバスに乗って宿に戻る。

夕飯は宿の人にお願いして軽いセットメニューを作ってもらった。

なすと挽き肉の炒め物

すごく美味しかった。

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