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上司の言動が理解できないことがありませんか?それはまだあなたのレベルが低いのかもしれません

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日々の仕事や人間関係の中で、上司や先輩の言動が理解できず、つい批判してしまうことはありませんか?例えば、会議での決定やプロジェクトの進行方法に疑問を抱いたり、上司の指示が現場の状況と合わないと感じたりすることがあるでしょう。
「こんなことなんの意味があるんだよ。」とか
「こんなことより俺のアイデアのが集客できるはず」と思ったりしませんか?
もしその上司が全く勉強していなければそれは正解かもしれません。
しかし、多くの場合、上司は基本的にはあなたより知識も経験も豊富なことがほとんどだと思います。

私も20代前半で会社員をやっていた時はよく会社の体制の批判をしていました。
今考えたら明らかな間違いでした。
この記事では、その背景にある理由を詳しく解説し、成長のためのアドバイスをお伝えします。

経験と知識の差が生む認識の違い

まず、上司や先輩は多くの場合、長いキャリアの中で積み重ねた経験や豊富な知識を持っています。彼らの言動や判断には、その背景に多くの試行錯誤や成功体験が含まれています。例えば、プロジェクトの進行に関する判断や、部下への指導方法など、経験豊富な上司の言動にはその背景に多くの試行錯誤や成功体験が反映されています。

一方で、まだ経験が浅い場合や知識が不足している場合、その意図や背景を理解することが難しいのは自然なことです。これは、初心者が熟練者の高度な技術を見ても、その全てを理解することができないのと同じです。熟練者の技には、一見すると単純に見える動作の裏に、多くの細かい工夫や長年の経験が詰まっていることが多いです。これを理解するためには、同じような経験を積むことが必要です。

理解できないからこそ批判が生まれる

理解できないことに対して人はしばしば不安や不満を抱きます。そして、その不安や不満が批判として表れることが多いです。これは心理学的に「認知的不協和」と呼ばれる現象です。自分の理解や認識と矛盾する情報に直面したとき、人はその矛盾を解消するために相手を批判する傾向があります。

例えば、上司が厳しい指示を出した際、その背景や意図が理解できない場合、「なぜそんなことを言うのか」という疑問が生まれます。この疑問が解消されないとき、人はその指示自体を批判し、「上司は現場の状況を理解していない」と感じることがあるのです。この批判は、自分の不安や不満を解消しようとする一種の防衛機制とも言えます。
特に会社の上層部であればあるほど、個々の細かい悩みに一つ一つ親身になっていては会社の成長にはつながりません。
個々の細かいことは無視しろという意味ではなくて、守備範囲の問題です。
一般社員の細かい悩みの解決は直属の上司の仕事です。
上層部はもっと大まかな会社の運営が仕事です。

批判を乗り越えるための成長のステップ

重要なのは、このような批判的な感情をどう扱うかです。批判の根底にあるのは、自分の経験や知識の不足であり、それを認識することが成長の第一歩です。以下のステップを踏むことで、理解の壁を乗り越え、建設的な批判に変えることができます。

・自分の理解を問い直す

上司や先輩の言動に対して疑問を持ったとき、まずはその背景や意図を自分なりに考えてみましょう。なぜそのような決定が下されたのか、どのような過去の経験や状況が影響しているのかを推測することで、新たな視点が得られるかもしれません。これには、上司や先輩の立場に立って物事を考える習慣が役立ちます。

例えば、「この指示は現場の効率を上げるためのものかもしれない」とか、「過去に似たような状況で失敗した経験があるのかもしれない」と考えることで、批判ではなく理解の姿勢に転換できます。

・フィードバックを求める

上司や先輩に直接質問をしてみることも有効です。「なぜこのような決定をしたのか教えていただけますか?」と尋ねることで、彼らの考えを理解する手助けとなります。この際、批判的な態度ではなく、学ぶ姿勢を持つことが重要です。多くの上司や先輩は、自分の考えや経験を伝える機会を喜んで受け入れます。

また、フィードバックを求めることで、自分の成長にもつながります。上司や先輩からのフィードバックは、自分の強みや改善点を知る貴重な機会となります。このフィードバックを基に、自分自身を振り返り、次のステップに進むことができます。

・学び続ける

専門知識やスキルを磨くための勉強や研修に参加することで、自己のレベルを上げることができます。これにより、上司や先輩の言動を理解する基盤が整います。例えば、業界の最新トレンドや技術について学ぶことで、上司の決定や指示の背景にある意図が見えてくることがあります。

さらに、自主的に勉強することも大切です。本を読んだり、オンラインコースを受講したりすることで、知識を広げることができます。また、他の業界の成功事例を研究することで、新しい視点を得ることもできます。

・反省と内省

自分の批判的な感情がどこから来るのかを内省することも大切です。それが自分の不安や不満から来ていると気づけば、感情をコントロールしやすくなります。例えば、「なぜ私はこの決定に対してこんなに腹を立てているのか?」と自問することで、その原因を突き止めることができます。

内省を通じて、自分自身の成長を促すことができます。自分の感情を理解し、それに適切に対処することで、より冷静で客観的な視点を持つことができるようになります。

まとめ

上司や先輩の言動が理解できずに批判してしまうのは、経験や知識の差による自然な現象です。しかし、その批判の裏にある自分の成長の機会を見逃さないことが重要です。自分のレベルを上げ、理解を深めることで、やがてその差を埋め、建設的な批判を行えるようになるでしょう。

このプロセスを楽しみながら進んでいくことが大切です。成長の過程で直面する困難や挑戦は、あなた自身を強くし、将来の成功へとつながります。批判を成長のきっかけと捉え、積極的に学び続ける姿勢を持ちましょう。あなたも、この機会を活かしてさらに成長し、いつの日か後輩に対して同じような言動が理解できる立場になる日が来るでしょう。その時、今日の自分に感謝することになるはずです。

このように、批判を成長の糧とし、自分自身を高めていくことで、職場や人間関係においてより良いコミュニケーションが築かれ、成功への道が開けるでしょう。自分の経験や知識を深め、理解を広げることで、より多くの人々と共に成長していくことができるのです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

櫻田 泰
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