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【月経関連症状と睡眠】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、幼児期の理想的な睡眠時間ついてお伝えしました!今回は、女性の月経関連症状の強さと睡眠の関連性について考えていきます!

月経周期の睡眠への影響
女性は毎月のように、月経によってホルモンバランスは変化が激しく起こります。そのホルモンの影響によって、深部体温にも0.3度程度よ変化が起こります。自律神経の働きも左右されるため、人によっては日中の眠気か強くなったり、寝つきが悪くなったりしてしまいます。

実際に、睡眠効率について調査した報告では、月経中および黄体期に比べると卵胞期の方が有意に睡眠効率が高かったとのことです。また寝つきについても、卵胞期では月経中と黄体期と比べて入眠時間が有意に短かったようです。このように、月経中だけでなく、月経前の黄体期から睡眠に影響が起こりやすく、黄体期には月経前症候群の症状のひとつとして挙げられます。

社会的時差ぼけと月経症状の関連
これまでの話だと、閉経以前の女性は月経中を除く卵胞期のタイミングしか月経に左右されずに眠れるときがなく、睡眠の質も変動が大きいことになります。しかし、その変動を少なくするために日々の睡眠習慣を乱さないようにすることが大事になります。

睡眠習慣が乱れやすいのは、休日と出勤日の起床時間のズレです。起床時間が1時間以上ズレてしまうと、そのタイミングから動き出す生体リズムもズレてしまいます。これを社会的時差ぼけといいます。実際、150人の女性を対象とした研究では、睡眠時間に関係なく時差ぼけが1時間以上になると、痛みやむくみが有意に強くなるという報告があります。月経関連の症状を軽減し、睡眠に影響が及ばないないように日々の睡眠習慣を乱さないように気をつけてみてください!

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