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【睡眠の質と経済損失】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、睡眠の質がアレルギー反応を悪化させる可能性についてお伝えしました!今回は、睡眠の質と年間損失額の関係について考えていきます!

生産性と睡眠の質

睡眠の質の低下は、仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えてしまい、企業の損失にも繋がります。睡眠の質が高いほど、仕事の効率がよくなることは容易に想像できますが、それがどれくらいの経済損失をもたらすか2024年3月に発表された報告があります。

全国の男女1万人を対象に調査したこの報告では、睡眠の質を課題あり・軽度な課題なあり・課題あり・要改善の4段階に分類し、自身の生産性を0~100%で評価したものに年収を掛け合わせて算出しています。睡眠の質に課題がない人の経済損失額は年間89万円で、要改善レベルの人では年間165万円と76万円の差があったようです。一人当たりの損失額と考えると、企業にとっては大きな損失であり、睡眠の質を改善することで業績の向上が期待できる可能性があるということになります。

睡眠の質の高い人と低い人

1万人を対象とした調査結果のうち、睡眠を数値化したトップ1000人とワースト1000人を比較して睡眠時間や睡眠の質、睡眠習慣などの差を見出しています。睡眠時間においては、30分以上の差があり、労働時間や時間外労働時間にも有意な差が認められています。就業時間が長いことで、帰宅してから就寝までの家事時間や余暇時間を確保するために睡眠時間を削ってしまっている可能性があります。

また、就寝前のスマホの利用率にも大きな差があります。ブルーライトカットの技術は向上しているため、その影響よりも情報収集しようとする脳の覚醒が促されることにより入眠障害や中途覚醒を引き起こして睡眠の質が悪くなっている可能性があります。企業のためだけでなく、休日の時間を楽しく過ごすためにも睡眠の質は高めておきたいものです!

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