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初妊婦、妊娠発覚から安定期までの過ごし方

妊娠してから半分以上過ぎたので記憶が鮮明なうちにどのように過ごしたか、記録を残します。今振り返ると辛かった時期にもっとこうしたらよかったなと思うこともたくさん。でもそれもきっといい思い出になるのかな?と考えさせられました。

妊娠発覚は突然に

妊娠発覚はすぐにわかりました。生理周期アプリで管理していたのもあって「おや?いつもより遅くないか?」と期待が膨らみました。初めて妊娠検査薬を買ってきて2個入っていたので買ってきたその日に一度、1週間後にもう一度しました。結果2回とも陽性反応!こんなあっさりと妊娠がわかるなんて思わず夫婦共にびっくり。

善は急げということですぐに産婦人科に診察。妊娠4週目でした。

その頃は嬉しさでいっぱいでした。でもこの後の2ヶ月で私の生活が一気に変わります。今思うと反省するべきことがたくさん。そこを振り返ろうと思います。

周りの助けの大切さ

私の仕事は理学療法士の資格を活かして訪問リハビリという仕事をしてます。リハビリをしてほしい利用者のうちまで車で移動して家の中でリハビリをする。業務はざっくりとこんな感じ。

シンプルだけど大変。1日に5~7件こなしてて休憩は昼食までなし、帰ってからカルテを書き込むそれを毎日。この頃は体力、気力が有り余っていたので余裕でこなしてました。

でも、妊娠初期のつわりが始まるとこれが全然できない。
一番最初にきたのが腹痛。その後たくさんの症状が現れます。

便秘、吐き気、ひどい時は運転しながら嘔吐。

これがつわりかぁと未知の経験をしました。このとき季節は11月末〜12月。とにかく冷やさないように早すぎる腹帯、カイロなどを買って対策します。しかし、便秘とつわりがどうにも対策しようがない。

便秘になるとつわりがひどくなる。昔から便秘に悩まされてたのもあって一気に悪化。それに伴ってつわりは嵐の中で漁船にでものったような船酔いをする感覚。もう経験したことないくらい体と心が辛かった。

そんな状態で仕事を続けていたら出血「切迫流産」になった。

急に仕事に出られなくなって周りに迷惑かけているよなぁと思った。
仕事を1週間休職。自宅療養だったけど許可されたのは必要最低限の移動、ベッド上安静。

こんな病人生活を送ったことがなく虚無感がすごかった。メンタルは超不安定で毎日泣きそうに。メンタルに関しては超ポジティブ夫に助けてもらった。

今までないくらい時間ができたんやからベッド上でしか堪能できないこと探したらええやん。そんな考え方できる夫はすごいなと感心しつつ、言われた通り色々やってみた。

  • YouTubeを見る

  • ピアノを聴く

  • 漫画を読む

  • ゲームをする

  • 妊婦関連の本を読む

  • 今後の妊婦生活を考える

  • 寝たきり患者を体感してみる

今振り返ってもよかったのがピアノを聴く、本を読む、寝たきり患者を体感するかな。

好きなJ-popを敢えてピアノで聴いたら心が安らぐ
今まで興味がなかったジャンルの本を読むことができて知識の幅が広がる
寝たきり患者の気持ちがわかる

学べることがたくさんあってこれはこれでよかったのかなと思えた時間でした。

しんどいときは休むこれに尽きる

のちのち復帰はしたものの医師からは事務仕事がいいよとのこと。
もちろん訪問業務には戻れません。

数日間の休職から復帰したときとっても心配されました。

「このまま休職したほうがいいよ、無理しないで」

この言葉今思うともっと早く休職したほうがよかったと感じました。意地でも仕事に出なければ!と思ってましたが事務仕事は別の意味でしんどい。

体を動かさない分ストレスが溜まる。
眼精疲労から頭痛、つわりにつながる。
結局休みがちになる。

もう仕事ができる状態じゃなかった。

数日間は頑張って事務仕事をしましたが、雇用条件の関係で事務仕事はできないと言い渡されました。そのまま休職期間に入りました。

今思うと中途半端に出勤して、それはそれで周りに迷惑かけっぱなしだったなと思います。

妊婦は今までどおりにいかない。
休んだ方が自分も周りも安心する。
このことを学びました。

もし今同じ状況で迷っていたら自分にとって楽な方を選択してほしいです。もちろん仕事仲間には負担がかかります。何か言われるとしても気にしないでください。休める時に休んでいい、赤ちゃんがお腹におるだけ大変なことであって、大切にしてほしいです。

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