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音声配信をプラスして、女性の目線で「働き方を生き方」を考える

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企画を立ち上げました。 世の中に必要とされない情報は外の世界へはでてこない。それが競争社会の厳しい現実です。 だから、いつかあなたが「ああ知っていたら」「…私のせいじゃなかっ…
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2023年6月の記事一覧

気になる変革。それは他人事ではないと思った方がいいのです。#退職金 

気になる変革。それは他人事ではないと思った方がいいのです。#退職金 

もっと楽しいnoteが書きたいといつも思っている。

ただ、どうしても書かずにいられない。なぜって、一体、この国はどこへ向かって舵を切り始めたのだろうと思うから。

これほど働き方の形を変えようとしなかった国や企業が、今では猛ダッシュで日本の誇りだった働き方の形を脱ぎ捨てようとしている。

それはいいんだけどね。

説明不足ただその決定が、あまりに早すぎて、ついていけない。

あまりにわたしたちへ

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どうしてそれがジョブ型なの?

どうしてそれがジョブ型なの?

日本の働き方はもうそろそろ限界を迎えていますと経団連がジョブ型への移行を促している。

そりゃ日本経済はずっと伸び悩んできた。でも、これほどメンバーシップに固執してきたというのに、いったい経団連はメンバーシップの何がご不満なのだろう。

メンバーシップ型とは日本の働き方であるメンバーシップ型の特徴は、①新卒一括採用、②年功序列、③終身雇用、➕ 組合が企業の中にあること。

これを平たくいうなら、

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男女格差の闇に光を当ててみる #ジェンダーギャップ指数

男女格差の闇に光を当ててみる #ジェンダーギャップ指数

今年も2023年版のジェンダーギャップ指数(世界経済フォーラム)が公表された。

結果は、146カ国中125位。

主要7カ国(G7)でブービーはイタリアの79位。

日本はそこに大きく差を付けられてのビリだった。

何が問題かこの結果は、政治・経済・教育・健康の4分野を数値化したものだけれど、そのすべてが悪いわけじゃない。

問題はバランスの悪さ。

経済と政治の2分野の成績がひどく悪い。

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「家の恥」より、親と子についてもっと語ろう

「家の恥」より、親と子についてもっと語ろう

昨日、スタエフで、子どもを平等に育てると社会はもっと平等になる、そんな話をした。

すると沢山の意見が届いた。

ただこの国には「家の恥」という言葉がある。これがかなり厄介だなと思った。

こうした意識が強すぎると、小さな人間関係の中に閉じ込められるため、子どもに逃げ場がなくなる。だからわたしは「家の恥」は外に出した方がいいと思う。

誰にも話しちゃいけない話で、いい話などあまりない。秘密は誰かの

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きょうだいが平等に育つと、社会はもっと平等になる

きょうだいが平等に育つと、社会はもっと平等になる

この国ではなかなか男女に機会が均等に与えられない。

それなのに、それを仕方のないことと思う人がやけに多い。

きょうだいは平等?新聞に子どもが認知する「平等」についての記事が出ていた。

それによれば、

とある。

確かに、きょうだい間で異なる成育歴を持つ人は少なくない。

ところが記事には、教育費の不均衡を問題視するのは親だけで、当の子ども本人は気にしていないことも多いと書かれている。

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映画感想 誰を選ぶかが要。育児~介護まで

映画感想 誰を選ぶかが要。育児~介護まで

昨日映画を観た。

暴力と権力+それを遂行する人たち観たのは『SHE SAID』。2017年にニューヨーク・タイムズ紙が、超大物映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行事件の告発記事を出し、そこから誰もが知る#Me Too運動が世界中に飛び火した。その実話が2022年に映画化されたのだ。

ご覧になった方も多かったろう。

それは思った以上の衝撃で、昨日はその記事を書けなかった。

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あなたの会社の「人事評価」方法は?

あなたの会社の「人事評価」方法は?

2日前、政府の肝いりで始まった、企業が1.5%~3%賃上げをすると最大30%~40%の減税になるという賃上げ促進税制の話を記事にした。

するとHPに一通のレターが届いた。

このnoteで記事を読まれた方からのものだった。

今日はそのレターに書かれていたことについて考えてみたい。

もちろん、ご本人に了解をいただいた。

その上で匿名でその内容をご紹介させていただきたい。

不透明な人事評価そ

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賃上げ促進税制、に思うこと

賃上げ促進税制、に思うこと

わたしたちの暮らしに賃上げはもう待ったなしだ。

いつものスーパーで、いつの間にか毎回1000円~2000円多く払っている。それに日本の食品会社は値上げの代わりに量を減らす。わたしはこれが好きじゃない。シラスなどは一度に2パック使う羽目になる。お願いだから量はそのままで値段上げしてよと思ってしまう。いろいろなものが倍の料金になる。もちろん電気代だって恐ろしいほど値上がりしている。

だから企業は賃

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企業の多様性を考える。女性取締役について

企業の多様性を考える。女性取締役について

昨日、東証プライムの超優良企業で、取締役再任の際におきた内容がメディアで報じられた。

大きなニュースになったので誰もが知るところだと思う。

遅れすぎた日本米国の投資会社が指摘したのは、その企業の取締役に女性がいない点。

なんとかその方は再任されたが、企業にとって海外投資家の声がいかに強いかが明らかになった出来事だと思う。

日本政府は、2030年までに企業の取締役の女性比率を3割にするという

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