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今現在の私とは

「過去の私」と「現在の私」

「過去の私」は発症してから20数年経つもので、なんだか経過報告みたいな感じになります。今後書いていくトピックも、膨大な数になるだろうなーと思っています。

じゃあ「現在の私」はどうなっているの?と思う方もいらっしゃるでしょう。

一言でいえば「めっちゃ元気!!!」です。

ただ、身体の右半分が不自由になっただけ。

ダンスは出来なくなりました。

走ることも、ジャンプすることも出来なくなりました。

生活の中で、ある程度セーブをしないといけない身体になったことは事実です。でも今の身体は、私自身が健常者であった年数を遥かに超えてしまったこともあり、不自由な生活にも慣れました。

それでも、杖もクラッチもついていません。姿勢も健康な方以上に良い場合があります。

だから、立っていたり座っていたりすると、殆どの人が私が重度障害者であることには気づきません。これは、倒れる直前までスポーツやダンスをやっていたお陰だと思います。

歩き出すと右足ビッコになるから「足が悪いのね。」となりますが、腕は固まっておらず普通にブラブラしているので足が悪い人の印象が強いです。

また、20代のころは入退院を繰り返していたので「失った10年」と称して、自分自身のことを、実年齢より10歳前後若く考えています(イタタタ~~~)

でも、それぐらいは、バチは当たらないだろうって(笑)

このnoteを始めたきっかけ

障害者雇用の問題が噴出した2018年の秋ごろから、猛烈に自分の経験を表現したいと考えていました。

ただ、昔も今もまだ組織の中の1つのネジ状態、どのような表現にするか正直分からず。

「ブログに書いたらいいんじゃね?」と人は言います。確かにブログでの表現は気軽でヒョイッとできるでしょう。でも、障害者雇用問題は、センシティブな時事問題として捉えないといけないと感じており、私は当事者でもあるので、なおのこと気軽には書くことはできませんでした。

追々noteに書くとしても、ごめんなさい、少額ですけど有料記事にしようとは考えています。それだけやっぱり、繊細な事柄と捉えているので。どちらかというと、第三者目線ではない主観が入りがちな記事構成になってしまうのではないかと、今から心配しています。だから書けるかどうかも不安です。

あ、横道にそれましたね。

ある友達と「あーでもない、こーでもない」と話をしていた時、その友達が「これはあなたにしか書けないものだから、ブログ化してよ。」と言ったことがきっかけでした。

初めは「え~~~~」と気乗りしなかったのですが、「これって誰でも書ける内容じゃないって。」「経験したからこそ書けるんだよ。」と言われて。

プライベートな部分でもあるから、書くことは躊躇していました。

散々迷ったのですが、もう良いだろう。。。と、もう解放しようとnoteを書き始めました。

そのお話はずっと、ずっと後で出て来る事柄なので、お楽しみ…です(笑)

きっかけと言うより、歩みだす勇気を与えてくれた友達には感謝しかありません。。。

「ありがとう」

まとめ

奈落の底の底に落とされて、ゼロではなくマイナスからのスタート。やっとまともに日常生活が送れるようになったと思ったら、雇用問題であったり、何気ない差別を受けたりと様々な物が押し寄せて来た20数年、中途障害を抱えるのは正直辛いです。

悲劇のヒロインにはなっていないけれど、たまには泣かしてくださいと大泣きした時もありましたし、今も泣く。

ただ、ずっとネガティブキャンペーンを張っていても意味がないから、たまに後ろを向くけれど基本「前」しか向かない私だから、前見て走っています。走りたいです。

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