梅津早月|うめつさつき

大学時代に脳内出血で倒れ、右半身麻痺の後遺症が残りました。 あれから20数年が過ぎ、…

梅津早月|うめつさつき

大学時代に脳内出血で倒れ、右半身麻痺の後遺症が残りました。 あれから20数年が過ぎ、現在は大手企業で障害者雇用で働いていますが、定年まで保障された身だからこそ思考停止に陥ってしまったことを反省し、2018年以降LifeShiftに取り組む毎日が続いています。

マガジン

  • 不自由な身体を持つこと

    私がこの身体になって感じたことを綴っています。

  • 私の過去:闘病生活とその中での気付き

    大病をしたころから現時点までのことを、ツラツラと書き起こしています。書き出すことで、今まで受け入れられなかった部分が受け入れられるかも…といった気持ちで書いています。

  • 私のこと

    病気をする前と病気になってからの「私」を簡単に紹介しています。

  • 障害と恋

    障害を持った私が、これまでに体験した葛藤

  • 障害者雇用・年金・福祉に関して

    障害者雇用・年金・福祉に関する考察。

最近の記事

【不自由な身体を持つこと】コロナで人の思いは判るのかも

愛犬の死からnote、サボっていました。 何だかんだで9月に入りましたね。今年も残すところ約4ヶ月、2020年は入院以来の出歩かない日々が多くなる年でもあります。これ、いつまで続くのだろうかと考えていますが、本当にいつぐらいまででしょうか。 新しい生活様式が唱えられ、仕事もリモートワークが可能な職種ならリモートに切り替える企業が相次いでいます。 それに伴ってからか、PASONAが一極集中の東京都から淡路島へ本社機能を移転すると、大きく報じられましたよね。東京に本社を置か

    • 9月ですね。 相変わらず暑いです。 ご自愛くださいませ。

      • 44.装具を外すとき

        私は麻痺した足に装具を着けて歩いていました。 この記事にあるレベルの装具ではなかったにせよ、フラットな病院内の廊下ではなく凸凹、傾斜がある一般道では装具を装着しないと怪我をしてしまうため、外すことは叶いませんでした。 そうなると履く靴には限りがあります。 「装具 靴」で検索をすれば分かりますが、靴でのお洒落が出来なくなります。今現在は装具を装着していてもお洒落な靴を履けるように、当事者さんが開発して販売している靴はあります。けれど、当時は開発されてもいなく、私自身も当事

        • 我が家の愛犬が今朝早く亡くなりました。12歳でした。 女の子のパグちゃんで、写真の子はフリー素材から引っ張って来ましたが、寝顔がよく似ていると思いました。 家族を癒してくれてありがとう。。。そしてお疲れさま。

        【不自由な身体を持つこと】コロナで人の思いは判るのかも

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        • 不自由な身体を持つこと
          4本
        • 私の過去:闘病生活とその中での気付き
          43本
        • 私のこと
          7本
        • 障害と恋
          3本
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        • 障害者雇用・年金・福祉に関して
          1本
          ¥200

        記事

          雷が鳴っている。 どこかで落ちたかな?

          雷が鳴っている。 どこかで落ちたかな?

          43.車いす生活から突然立ち上がって歩き出すと皆が驚く

          翌日、車いす生活の人は病室で食事を取るのですが、歩行できる人はラウンジを兼ねた食堂に集まります。 昨日まで私は車いす生活をしていたことを入院患者の皆さんは知っているわけで、その私がスタスタと歩いて食堂に現れたことにドン引きされまして。 「あー、初めての入院じゃないことを知らない人が大半だった。」 この病院は、脳内出血等の脳障害を負った人が中心だから1日で車いす生活からの脱却は不可能なんですよね。 私も1度目の入院の時は、3か月かかって歩くことができ、食堂に1人で行くこ

          43.車いす生活から突然立ち上がって歩き出すと皆が驚く

          42.ギプスが外れること

          ギプスが外れるまでは、リハビリと言っても大したことは出来ず、相変わらずの体幹リハ。 1度目の入院よりは体幹がシッカリしていたので、指示されたことはスムーズにできるようになっていました。 手術から1ヶ月ほど経過した頃(転院後半月後)に、ギプスを取りに大学病院に行きました。 ⁂ 私の研修医が「執刀医が固定用の長い釘の場所を打ち間違えているから、2か所傷があるよ。」と術後にニヤニヤしながら言っていたことが気になってしまって。 これ、1回失敗して、2回目で成功したらしいです

          42.ギプスが外れること

          41.大学病院を退院~そして転院

          MRSAの検査結果が出て、ようやく転院することに。 研修医・看護師たちも若いスタッフが多くて楽しかった入院生活でした。 ギプスを膝下まではめられた状態で車いす生活だから、当然即元居たリハビリ病院に家の車で運ばれて午後には入院手続きをしていました。 午前中は、30歳までの医療スタッフばかりの環境・・・ 午後には、患者さん含めて医療スタッフも年配ばかりの環境(リハの人らは別) 20代前半の私にしてみれば、ちょっと残念な環境。。。 しかも、以前いた時より患者さんの平均年

          41.大学病院を退院~そして転院

          40.大学病院は手術病院

          特に整形外科で入院していたこともあって、手術が終わればベッド待ちの患者さんのために私たち術後の人間は転院をさせられる運命・・・そう、ある程度まで回復すれば”用済み”なので。 まー、仕方が無いんですけどね。普通の病院と違って臨床のデータを取って、且つ各症例の研究に充てると言う事が大学病院の使命ですから。 なので、私も転院先に打診されて、転院する準備をしていました。 ⁂ 大学病院は1つの街を再現しているようで、ショッピングモールじゃないけれど、コンビニ、郵便局、某ホテル系

          40.大学病院は手術病院

          最近学んでいること

          今までサーバ管理や社内システムの管理をしていたこともあって、IT系の専門知識や雑学が豊富だったり、Adobe系にも触手を伸ばしていたので家でもオーバースペックなパソコンが鎮座してアレやコレやとやっていたけれど、最近は哲学系・心理系の学びが多くなってしまった。 女子だからスピリチュアル系も好きだし、ガチの東洋哲学系だったり、カウンセラーの基礎でもあるアクティブリスニングだったり、ここ2-3年リアル講座、オンライン講座と機会があれば取っている状況。 自分自身の「セカンドキャリ

          最近学んでいること

          39.手術前夜~手術後

          手術の前夜に麻酔科の医師がやって来て、問診等を行いました。 が、その先生って私の同期にソックリ!宮川大輔みたいなフレームの眼鏡をかけていて、私の同期も同じような眼鏡をかけていて、背格好から顔の面影、すっごく似ていて、その同期に問診を受けていたように感じでゲラゲラ笑いが止まらなくて・・・ 笑いのツボに入ったら最後、止まらない、止まらないwww 先生、超困ってました。先生には罪はないんだけどー、ごめんね。 でも、全身麻酔は凄く辛いのを知っていたので、「下半身麻酔が良い!!

          39.手術前夜~手術後

          38.手術、再び。

          今日も暑いですね。そして、また1日ぶっ飛ばしました・・・ 毎日更新が結構大変な事は知っていますが、いやぁ、ちょっと他の事をしていたら「あっ!」という間に24時過ぎちゃうんですよね。。。。 ⁂ 珍しいモーションキャプチャー検査の後は、普通の健康チェック。ああ、私に関しては脳波やMRI検査もあり、脳神経外科の診断もありました。 大抵の医師は横や縦の繋がりがあるので、私の脳の手術を執刀してくださった医師の名前を告げると「あ~、あの先生ね。」で話が通ったという感じ。 今は日

          37.退院、そしてまた大学病院へ入院

          東北での治療は一旦終了したので、退院し地元に戻りました。 けれど、治療の甲斐がなく装具を外して歩いていると足の捻挫が頻発することが発覚、古傷の影響をモロに受けており、その傷を治療するために地元の大学病院を訪れました。 ⁂ 私が東北で受けていた治療自体、日本では当たり前のように周知されていた方法ではなかったので、例え町医者で大きなクリニックを構えていても対応することは難しいだろうと考え、結局大学病院でないと太刀打ちできないと判断されました。 古傷の方は足首の剥離骨折とじ

          37.退院、そしてまた大学病院へ入院

          今日も暑かったです。 明日も猛暑って言ってますね。 なんか今年は本当に変な年。

          今日も暑かったです。 明日も猛暑って言ってますね。 なんか今年は本当に変な年。

          あ~、連続投稿が。。。

          こんにちは、暑いですねぇ。 今年の夏は猛暑も猛暑。エアコンを入れていないと絶対に倒れる! 昨日は油断していました。少し前からオンラインの個人セッションを行っていて、昨日もクライアントさんとセッションをしていて一息ついて、Netflixで「甲鉄城のカバネリ」を一気見していたら24時を回ったころに 「ゲロッ!今日、note書いていないや。。。」 と気付きましたとさ。 ⁂ たまに「おそ松さん」で大笑いしているけれど、基本ダークファンタジー系+小難しいアニメ派。 また、

          あ~、連続投稿が。。。

          36.同期の卒業式

          話が前後しますが、その年の3月に私の同期が卒業しました。 私の退院は5月なので、外泊許可をもらい一旦東北から戻りました。 我がままを聞いてもらって、同期と同じ卒業アルバムに掲載してもらいました。 やっぱり、途中で死ぬかもしれない病気になったことは、私にとっても同期たちにとっても強烈な印象を残しましたから。 他学科の友達らとは卒業してしまうとナカナカ会えるチャンスがなくなるので、卒業式への出席は切望しました。 大学側も病院側も快諾してもらえ、保護者席に座り、式を見学す