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思い出とお散歩

よくうめ吉と散歩をしていた道は

今はひとりで歩く道になった。


16年、覚悟はできていたが

やっぱりいなくなるのは寂しく悲しい。


それからの散歩コースは半年くらい通ることができなかった。

小・中学校の頃の友達と会うと、挨拶がわりに

うめ吉元気?と聞かれる問いに

死んだんよ

と伝えれるようになるまで1年かかった。


いまだにラインのヘッダー画像はうめ吉のまま


しろちゃんがいなかったらもっと引きずってたと思う。

私が悲しみすぎないようにうめ吉が連れてきてくれたのかもしれない。


今では息抜きしたいときや考え事したいときに、お散歩コースを歩いたりしている。

よその犬に吠えられてるのに、すごい勝ち誇った顔で横通り過ぎてたなとか

春はたくさん花が咲くからこの道よく通ってたなとか

色んな思い出によって、辛いだけだった道でも幸せになれるようになった。

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人は思い出と一緒に成長していくもの

悲しい思い出、蓋をしたい思い出、辛い思い出

見ないふり知らないふりじゃなく、そこからの学びや発見、そしてその時の幸せな気持ちを大切にしていけたらいいな。

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