見出し画像

裁判所でスキップ!

こんにちは!吉田晶子です。
2019年10月11日に提訴&記者会見した後、
私は、水泳の練習に没頭しました。
水泳の先生が

「きっと自信が付くと思うから」

と、水泳大会への参加を勧めてくださったからです。

参加資格は、25メートル泳げること。
しかし私は、大会まで後2週間となってもまだ、
息継ぎもできない有様でした。
水泳を習い始めて10ヶ月が過ぎようとしていたのに、
です。
会社の関係で味わった悲しみや恐怖や落胆により、
身体がガチガチにこわばっている期間が
長く続いたのです。

おかげさまで、
水泳の先生の根気強いご指導をいただき、
11月2日の大会では、
無事に25メートル泳ぎ切ることができました。

水泳の先生がおっしゃった通り、
ものすごく自信がつきました。
気持ちが明るくなりました!
毎日を生きるのが楽しくなりました!

何より、
「自信を付けさせてあげよう」
と考えていただいたことが有り難くて、
大会当日は、
足が底に付かない水深2メートルのプールなのに、
感謝の気持ちと共に泳いだら、
全然怖くないばかりか、
清々しい気持ちで一杯になりました。
心が解放されたように感じました。


解放感と言えば、
心療内科の先生から頂いた言葉が思い浮かびます。
記者会見の後、

「吉田さんがやれることはやりました。
最終走者である弁護士さんに
バトンを渡したのですから、
吉田さんは、結果を看取ればいいんです。
ここから先は、弁護士さんの仕事です。
バトンを渡した後は見守るしかないけど、
それまで走ってきた吉田さんの働きは、
意味があったんです。
吉田さんは、これからは、
【人生をたのしむという本業】に戻って、
片手間で裁判を見守ればいいんです。」


と言っていただきました。

これまたうれしかった!
というのは、
私ひとりで抱えていた個人的な課題を、
「私以外の人が主体となって引き受けて
走っていってくれる」ということを実感して、
この裁判が社会全体のものだと思えたからです。

そして迎えた11月21日。
裁判の「第1回弁論」です。

元気で裁判所に行けるようにと、
前日は普段よりも更に熱心に筋トレに励み、
水泳でも私なりの限界に挑戦して、
たくさん泳いでおきました。

裁判所に到着し、原告席に座った私は、
衝撃を受けていました。
「裁判所って、こんなに明るくてステキな所だったんだ!」

弁護士の今泉義竜先生が裁判長の質問に答えていらっしゃるのを隣で見ていたら、
「ああ、今泉先生がバトンを引き継いで走って行ってくださるんだ!」
という実感がますます強くなりました。

「ヨーシ! これからは、
最終走者である今泉先生の足を引っ張らないようにしながら、
最終走者である今泉先生を応援していこう!」
という気持ちになり、元気が湧いてきました。

パワハラを受けていること自体を、恥じていた私。
休職して家にいること自体、恥ずかしくて、周りの人に隠していた私。

そんな私でも、
自分の身に起きたことについて提訴し、
記者会見で自分の思いを表明できたことで、
世界が明るくなりました。
裁判所内を歩く足取りも、軽やかになっていました。

筋トレの先生にこのことをお伝えしましたら、

「身体が変わると、世界の見え方も変わるんですね!」

と喜んでくださいました。

今泉先生に教えていただきました所、
裁判は1年くらい続くんだそうです。
始まったばかりでも、こんなに明るい気持ちになっているのです。
裁判が終わる頃にはどうなっているでしょうか。

もちろん、途中で苦しい思いをすることもあるかもしれません。
でも、そうした時には、

「それはそれ、これはこれ、なんですよ」

という心療内科の先生の言葉を思い出し、
【人生をたのしむという本業】を極めていこうと思います。

#私の仕事 #パワハラ #筋トレ #裁判 #休職 #うつ病 #水泳  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?