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オンライン国際交流イベント参加の顛末書

1 はじめに  先日、学会の国際交流イベントに参加した。韓国、中国、台湾、日本の研究者がそれぞれ3分間で自己紹介・研究紹介をするイベントである。休日、オンライン、午後の開催ということで自宅から参加した。英語が苦手なこと、特に英語でのコミュニケーションは輪をかけて無理……ということもあり、ただ練習する機会もなく、藁にもすがる思いで参加した。いくつか反省も含めて振り返りたい。 2 報告準備  3分での報告ということで、スライドは2枚(表紙含めたら3枚)を用意した。とはいえ、諸々

    • D4~をやってたあの頃

       時節柄というか、D4以降の生活を簡単に振り返りたい。 ■D4(2018年度)  指導教員のゼミといくつかの研究会に出ながらバイトをしていた。学内の研究所、学内施設の受付(夕方から5時間)、週2コマの非常勤をやっていた。他にも臨時で事務バイトをやったりしていた。これが秋頃まで続く。週4~5日、研究所で出張の同行があった際は、週6で勤務していた。  研究所では研究補助的な仕事。専門外の分野に視野を広げるきっかけになったが、必ずしも分析スキルが身につく仕事ではなかった(自分

      • 福山駅前再開発関連「エリア価値創造フォーラム」の情報

         今週も例によって何もできなかった。少しずつ少しずつ店じまいのことを考えている。  福山市の駅前再開発関連のシンポジウム情報が回ってきたので、ここに備忘録として残しておく。Zoomでの参加も可能。  ホームページは下記。 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/ekisyuuhensaisei/253559.html  今年の夏は帰省は微妙そうだ。実家に帰りたい気持ちはあるが、仕事が無い。

        • 2022年度前期の振り返り

           今学期が終了したので簡単に振り返りたい。といっても読んだものをまとめるだけ。 ■講義(院)  実質演習化。受講者が少なく、輪読の順番を回すのが大変だった。もちろん当方も随時レジュメを切った。若干行き当たりばったりであまり体系性がない。輪読の他に、当方の研究報告も1回やらせてもらった。 平田周・仙波希望,2021,『惑星都市理論』以文社.の数章。 ・平田周「序 プラネタリー・アーバニゼーション研究をひらく」 ・ニール・ブレナー「ヒンターランドの都市化?」 ・渡邊隼「都市へ

        オンライン国際交流イベント参加の顛末書

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          フィールドノートの試み――庄内川東谷橋~新東谷橋

           実習の一貫で庄内川周辺を軽く散策してきた。4月に引っ越してから、職場と家以外に出歩くことも少なかったので良い気分転換にもなった。行き方がわからず、とにかく学生たちに乗り換え等頼りっぱなしだった。  目的地は高蔵寺。春日井駅を過ぎてから急に緑の木々、山々、田畑の風景が増えたように見えた。  16時半頃、高蔵寺駅に到着した。駅ナカの店が比較的新しかった。2021年12月にリニューアルしたとのこと(アスティ高蔵寺)。タチヤというスーパーをはじめて見たが、どうやらバローの系列。

          フィールドノートの試み――庄内川東谷橋~新東谷橋

          2022/1/25(火)Notionで論文管理?

           恥ずかしながら論文管理が苦手である。そして若干テクノフォビア気味の性格をしている。アーリーアダプターよりは断然ラガードの部類に入る。そこで、テクノフォビア克服の第一歩として、Notionを導入した。一コマ目からの雑な導入。  「論文管理 Notion」で検索して出てきたnino様の論文管理テンプレートを利用して、自分用の論文管理ページを作った。研究会や読書会、ゼミで読んだりした論文を登録していきたい。  ページは次のような感じになった。  ちなみに今日混ぜてもらった読

          2022/1/25(火)Notionで論文管理?

          2022/1/14(金)第4回公園研

           先日の公園研では、自分が報告担当になり、中川理『風景学』を紹介した。 ・対象書:中川理,2008,『風景学――風景と景観をめぐる歴史と現在』共立出版.  以下は雑な紹介。いろいろ間違いもあるかと思うので、その点はご容赦ください。  ピクチャレスク、崇高概念、そしてグランド・ツアー等が関与しつつ、自然の眺めを「風景」として発見していく近代において「風景」は風景を成立させてきた風土から引き剥がされていく(眺めが引き剥がされていく)。   「風景」は近代の国民国家において

          2022/1/14(金)第4回公園研

          2021/12/7(火)第3回公園研

           もう先月の話だけれども、公園研の記録を残す。参加者による文献報告のみをおこなった。 ・対象書:問芝志保,2020,『先祖祭祀と墓制の近代――創られた国民的習俗』春風社.  近代における墓参り、先祖祭祀や墓制が、固有信仰や家・同族、そして天皇制イデオロギーにおいて捉えられるものではない、という話か。  国民道徳論の言説に関する検討、近代的な都市霊園の整備に関する制度や歴史の検討(特に都市中間層の存在)、ナショナリズム・先祖祭祀・墓が一体となる言説の検討がおこなわれている

          2021/12/7(火)第3回公園研

          2022/1/4(火)雑多な読書記録

           10月、11月、12月の記憶が無く、〈読破〉(あえて使います、あえて……)した文献の数があまりにも少ないことに目を白黒させている。なんでこんなに不調なのだろう……。  コメントや感想等なく、記録のみ残す。 ・U.ベック著, 東廉訳・伊藤美登里訳,1998,『危険社会――新しい近代への道』法政大学出版局.(原著は1986年)  講義で毎週1章分を解説するかたちで読む。といってもきっちり準備できたわけではなく、ひとりしか履修していないゼミで本当にダメダメな文献輪読を3ヶ月

          2022/1/4(火)雑多な読書記録

          海老名のトライアングル

           久しぶりの更新が「それ?」という気はしないでもないが、備忘録として残しておく。  遠方への仕事の帰りに本厚木や海老名周辺で1泊(場合によっては2泊)することが多い。ドアトゥドアで約2時間半の往路、約2時間1コマを担当していてそのまま復路で2時間半……というのはあまりにもご無体だと思うので、もったいないと思いつつも、作業部屋の確保だ、俺は今の賃貸にもうこれ以上住みたくないんだ、なんだと言い訳しながら利用している。(本当ならもう1コマも担当しているのだけど、そちらはオンデマン

          海老名のトライアングル

          2021/10/29(金)第2回公園研

           先月からはじめた研究会、今回は投稿論文の草稿の検討のみおこなった。やはり論文を投稿する前は、何度か研究会やゼミで揉んでもらった方が良いなと感じる(自分はたいしたコメントをしていないのはともかく)。草稿のなかで「気になる」ポイントは、たぶん査読審査のプロセスでも「気になる」ポイントとして、ある程度は俎上にのるものではないか、と思う。  11月に自分も論文を投稿しようと考えていたのだけど、10月下旬から明らかに体調が悪く(鼻炎など、薄ぼんやりとした体調の悪さ)、結局準備が頓挫

          2021/10/29(金)第2回公園研

          2021/9/29(水)第1回公園研

           新しくクローズドな研究会を試験的にはじめてみた。初回は高久聡司,2014,『子どものいない校庭――都市戦略にゆらぐ学校空間』勁草書房.の序章のみ、自分がレジュメを切り、報告した。それから、もう1名の参加者が、研究構想の報告をおこなった。  参加者は自分を含めて3名で、これから何年かかるかわからないし、自然消滅するかもしれないが、共同で少しずつ研究を進めていこうという話になった。  研究会について、基本はオンラインで進行。現時点では、Slack上の情報交換や雑談がメインに

          2021/9/29(水)第1回公園研

          2021/8/31(火)雑多な読書記録(Critical Ecologies、『アメリカを作った思想』、『評伝小室直樹 上』、『真木悠介の誕生』)

           今月は非常勤の採点業務、分担翻訳×2の追い込み、研究会での文献報告、翻訳の勉強会での報告などあり、相変わらず作業はぼちぼちやっているのかもしれないが、なんらかの認識利得を得た気がしない月だった。某○○○ンの2回目を打ちに行ったが、打った翌日と翌々日にヘロヘロになりながら採点をしていた(合計すると270人そこそこなので、それほど多いわけでもないかもしれないが)。  環境・地域・都市関連の文献については今月はほぼ読めておらず、代わりに息抜きで読んだ書籍のみ、簡単にメモしておき

          2021/8/31(火)雑多な読書記録(Critical Ecologies、『アメリカを作った思想』、『評伝小室直樹 上』、『真木悠介の誕生』)

          環境・地域・都市・社会運動などの読書記録・その5

           酷暑やコ■ナ、その他雑務でだいぶ参っている。いつものことと言えばいつものことだけども……。  やたら分量が膨れてしまった気もするが、コンパクトにまとめる力がなくご容赦……。 過去のエントリは次のとおり。 「環境・地域・都市・社会運動などの読書記録・その4」 https://note.com/umaumareport/n/n9827ba041c01 「環境・地域・都市・社会運動などの読書記録・その3」 https://note.com/umaumareport/n/n273

          環境・地域・都市・社会運動などの読書記録・その5

          環境・地域・都市・社会運動などの読書記録・その4

           気づけば前回エントリからだいぶ時間が経過していた。勉強と趣味を兼ねて通読した書籍のみ、簡単にまとめたい。ツイッターで記録していたものを適宜参照する。  過去のエントリは次のとおり。 「環境・地域・都市・社会運動などの読書記録・その3」 https://note.com/umaumareport/n/n273298f85b5c 「環境・地域・都市・社会運動などの読書記録・その2」 https://note.com/umaumareport/n/n9794b3ecfd6a 「

          環境・地域・都市・社会運動などの読書記録・その4

          世界思想ゼミナールの『○○の社会学』シリーズについて雑感

           5月は翻訳の作業と依頼報告の準備、非常勤の準備と講義で終わってしまった。どうして……。  依頼報告の準備の過程で昔の某雑誌にざざっと目を通すことがあり、そこで見つけた昔の広告が個人的にとても興味深かった。  上は1988年、下は1991年の広告(右端が切れているのはご容赦)。『○○の社会学』タイトルがずらっと並んでいる。ある意味絶景?この『○○の社会学』シリーズは一体何なんだ……。  そう思い、試しにCiNii Booksで「世界思想ゼミナール」で検索をし、出てきた『○

          世界思想ゼミナールの『○○の社会学』シリーズについて雑感