Non-Stop Writing🖋
「独学大全」で今話題の読書猿さんが書いた「アイデア大全」という本を図書館で借りてきて読んだ(内容が良かったので、その後、購入!)。
その中で、想像力とブレイクスルーを「生み出す42のツールが紹介されている。今もその中の1つのツール「ノンストップライティング」という手法を使って文書を書き始めた。
Noteを書き始めたときは書くことがいっぱい溜まっていて毎日書けたが、始めてから2か月も立つとネタ切れでかくことが思い浮かばない。毎日書くということはこんなに難しいことなのかと実感した。
朝日新聞の天声人語やほぼ日新聞の糸井重里さんのコラムなど毎日よくネタが尽きないなと感心する。
そんな状態をブレイクスルーする手法がノンストップライティングだ。
毎日15分間、何でもいいから書きなぐる。それを毎日続ける。その作業の中で考え方が深められ、新しいネタ、アイデアが生まれてくるというもの。
哲学者・文化人類学者のレヴィ・ストロースも文書を書くときに活用していた手法らしい。
毎日書き続けるのは、本当にしんどい。実際にやってみるまで、こんなにしんどいとは思わなかった。最初は、書きたいことがいっぱいあって、割合とすぐに書き上げることができた。そして、楽しかった。でも、そのうちネタが尽きてきて、ネタを探してもあまりいいネタが浮かばず、書くことがしんどくなってきた。
でも、止めたくない。書き続けたい。
なぜなら、書いている間の集中した感覚、書き終わったあとの爽快感が心地良いから。
村上春樹さんは、一定レベル以上の物語を長期にわたって書き続けられる作家はあまりいない、そんな作家が残っていくとおっしゃっていたと思う。話題の新人が出てきても、これができない人はいつの間にか消えていくと。
そして、村上さんは毎朝、書けないときもとりあえず何かを書き始めるそうだ。そうすると思わぬところからアイデアが浮かんでくるという。
そういうものなのかもしれない。考えるということは、頭の中で考えることだけでは不十分で、肉体的な作業、つまり書くことが大事なのかもしれない。というか、そうなんだろう。
考えるということは肉体労働なのだ。
そう考えると、僕もとにかく何でもいいから毎日書き続けようと思う。書くことを通じて、考えを深める。村上春樹さん風にいうと、書くことで、自分の意識の井戸の底におりていくって感じ。
頭で考えているだけでは物事が動かないことは、仕事と一緒だ。
具体的に行動すること、それがすなわち書くということだ。
自分が思考するために、これからも毎日書いていこうと思う。
その中で皆さんにも読んでいただきたいなと思える文章が書けたときは、noteを更新させていただきますね。
これからもよろしくお願いします!
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