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今、アメリカの民主主義が問われています❗️日本は?

 アメリカ大統領選挙が盛り上がっていますね。

 徐々にバイデンさんが優勢になってきているようですが、そんな中、トランプ大統領が、まだ勝者の確定していない5州の開票差し止めを求める訴訟を提起しました😱

これが現職大統領のすることでしょうか。

 今更ですが、トランプさんには国家元首としての品位が欠けています。これは共和党だとか民主党だとかいう政治的イデオロギーを超えた問題だと思います。

 スティーブン・レビツキ―、ダニエル・ジブラット著「民主主義の死に方(新潮社)」にこんな言葉が出てきます。

 アメリカの抑制と均衡のシステムはこれまで、ふふたつの基本的な規範によって当たり前のように保たれてきた。
 まずひとつは「相互的寛容」ー競い合う政党がお互いを正当なライバルとして受け入れるという理解。
 もうひとつは「自制心」ー組織的特権を行使するとき、政治家は節度をわきまえるべきであるという考え。

 トランプさんの言動を見ていると、このいずれも欠けているとしか思えません。つまり、民主的なリーダーとしての資質を欠いているということです😱

 民主主義の根幹である選挙制度に、現職大統領が自ら異を唱えるなんてことがあっていいものでしょうか😱😱

 今回の大統領選挙は、共和党・民主党の政治的イデオロギーを超えて、アメリカの民主主義が問われていると思います✊️

 「民主主義の死に方」は2016年、トランプさんが大統領に選出されたあとに書かれた本ですが、4年後のアメリカは、この本の著者が予測したとおりの状態に陥っています。

 アメリカの民主主義は死んでしまうのか。その行方に注目しています。

 そしてもう1つ。

 日本の総理大臣はどうなんでしょうか。就任されたばかりですので、まだ分かりませんが、僕は冒頭で触れた「相互的寛容」と「自制心」という2つの規範を基準にして、日本の政治の行方を見守りたいと思います。

 今日は短めですが、ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

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