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うまさんの旅 in 四国 【4日目】(Part2)〜鉄道ホビートレイン編〜

5月だというのに暑さで顔が溶ける"馬のサラリーマン(僕)"

四国の新幹線で、この日のゴール「愛媛県宇和島市」までイク〜っ!!☝︎(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)☝︎

今回は"四国新幹線"こと「鉄道ホビートレイン」で、この日のゴール「JR宇和島駅(愛媛県宇和島市)」まで行ったときの様子を記事にしてイキたいと思います!

前回の記事で列車乗り換えのため2時間半以上寒い中待つことになった"馬のサラリーマン(僕)"

列車乗換えのため下車したJR窪川駅(高知県高岡郡四万十町)
AM7:59に到着して、次乗り換える列車は…AM10:43発?!
"2時間40分"もこの駅で待機しなくてはなりません()

街中を散策して寒さを凌そうなお店を探すも正月三が日(1月2日)且つ朝早く(午前8時前)から営業しているお店は中々見つからず…

どこのお店も正月三が日(1月2日)はお休み&営業は10時以降

そんな中見つけたお店が「あぜ道」さん!

この日訪れたお店「あぜ道

ここで朝食をいただきつつ、列車の到着を待つことに。

あぜ道」でいただいた朝食

あぜ道」さんで朝食をいただきながら列車を待つこと"1時間"

そろそろ列車の出発時刻になったのでお店を出てJR窪川駅へ。

そこで待っていたのは…

JR窪川駅で待機していた「0系新幹線(?)

10年以上も前に引退した「0系新幹線」?!(´⊙ω⊙`)

今回の「うまさんの旅」はここからスタートです。

↓前回の記事はこちら↓


【鉄道ホビートレイン】

・"四国を走る新幹線"での旅がスタート!

翌日の早朝に撮影した「鉄道ホビートレイン

JR北宇和島駅(愛媛県宇和島市)〜川奥信号場(高知県黒潮町)までの全長 72.7kmを結ぶ「予土線」。

そんな予土線を走る列車の1つがこちらの「鉄道ホビートレイン」です!

キハ32形気動車」と呼ばれる車両に"青いスカート""だんご鼻"を取り付け、「0系新幹線」らしい見た目に改造したものです。

素体となった「国鉄キハ32形気動車」の1つ

画像引用 : 国鉄キハ32形気動車 - Wikipedia
(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/国鉄キハ32形気動車)

ただ、見た目を改造しただけの車両なので最高時速は"ホンモノの0系新幹線"最高時速 220km/hなのに対し、

こちらは半分にも満たない最高時速 85km/h(´Д` )

しかもJR窪川駅(高知県高岡郡四万十町)〜JR宇和島駅まではこの列車で2時間46分もかかります。

ただ、ゆっくり走る分素晴らしい景色をのんびりと眺められるので、これはこれで旅の面白さの1つだと僕は思います(*´꒳`*)

AM10:43 JR窪川駅(高知県高岡郡四万十町)を出発!!

JR窪川駅(高知県高岡郡四万十町)の駅名標

人気の車両なのか、この日は1両しかない車両に乗客 は20人程度も人がおり、席のほとんどは埋まっておりました。

この日の乗客の中には小さいお子様を連れた親子もいらっしゃいましたが、ほとんどが"鉄道マニア"らしいのお兄様やおじ様方ばかりでした。

列車が出発するとすぐ見えてくるのは"最後の清流"とも称される「四万十川」。

列車の車窓から撮影した「四万十川

ゆっくり走る列車の車窓からは緑豊かな四国の山々と四万十川の美しい風景を臨むことが出来ました。

・途中駅の1つ「JR土佐大正駅」で停車

AM11:10 途中駅の1つ「JR土佐大正駅(高知県高岡郡四万十町)」に到着!

JR土佐大正駅(高知県高岡郡四万十町)」の駅名標
駅名標の背後には同じ予土線内を走る「しまんトロッコ」が

ここで24分間の停車(長い…)。

多くの乗客はこの駅で列車を一度降りて、この「鉄道ホビートレイン」を撮影したり、反対側のホームに停車していた同じく予土線の「しまんトロッコ」を写真撮影をしておりました。

こちらの列車は出発したJR窪川駅へ向かいます。

列車内にほとんど人がいなくなったタイミングで、列車内の様子を写真と共にご紹介していきたいと思います。

JR土佐大正駅で乗客が大勢降りたのでがらりとした車内
(再び列車が出発した際はまた人でいっぱいになりました)

車内は"青"を基調としており、良く列車で座る"ロングシート"の他、「0系新幹線」で実際に使用されていた"転換シート"を装備!(転換シートは"早い者勝ち")

数字や文字が描かれた青い床は「JR四国」のルーツとなった「讃岐鉄道A1形タンク機関車」と呼ばれる車両の形式図の青焼きをイメージしたとのこと。

この車両の魅力はまだまだあります!(≧∀≦)

それがこちら

列車内に設けられた鉄道模型の展示スペース
(この写真はトンネル内を走行中に撮影)

なんと、列車内に鉄道模型が飾られているのです!

日本全国様々な列車があれど、「鉄道模型と共に走る列車」はかなり珍しいのではないでしょうか?笑

大きなショーケース以外にも鉄道模型を展示。
窓間には「四国」に所縁のある列車の模型を展示。

飾られている鉄道模型は「鉄道発展のあゆみ」をテーマにしたものの他、新幹線四国と所縁のある車両などを展示。

特急「しおかぜ」の鉄道模型

この展示には、"小さな鉄道マニア"も喜びそうですね^ ^

鉄道ホビートレイン乗車記念」と書かれた表示

ある程度車内を撮影したので僕も外に出ます。

そういえばこちらの「鉄道ホビートレイン」、"0系新幹線をイメージした団子鼻"が付いているのは片側のみ()

なので、JR窪川駅からJR宇和島駅へ向かう際はずっと写真の「"団子鼻"じゃない側」を前にして走ります。

JR土佐大正駅で停車中の鉄道ホビートレイン
この向きでJR宇和島駅まで走っておりました

つまりこの列車はずっとケツ(後ろ向き)で走っていた訳か…

ホームに並ぶ「しまんトロッコ」と「鉄道ホビートレイン

最後に、JR土佐大正駅を出発前にホームに並ぶ「しまんトロッコ列車」と「鉄道ホビートレイン」を撮影してホビートレインの車内に戻ります。

・再び列車は美しい緑の中を再び走る

AM11:34 JR土佐大正駅(高知県高岡郡四万十町)を出発!!

再び列車の車窓から見える美しい緑と青空が広がる景色

再び列車は山々が広がる雄大な景色の中を進んで行きます。

AM11:42 JR土佐昭和駅(高知県高岡郡四万十町)に到着。

JR土佐昭和駅(高知県高岡郡四万十町)の駅名標

土佐大正土佐昭和と来て、この次の駅名は「土佐平成駅」であることを期待しながら引き続き乗車(๑>◡<๑)

…しておりましたが、次の駅の名前は「十川駅」でした()

JR十川駅(高知県高岡郡四万十町)の駅名標

それにしても、「なぜ駅名が"土佐大正"なのか?」、「なぜ"土佐昭和駅"なのか?

私、気になります!(っ ॑꒳ ॑c)

どうやら「JR土佐大正駅」の方は、大正天皇のご即位を記念して1914(大正 3)年に村の名前を「大正村」と改称し、それがそのまま駅名になったとのことであり、

JR土佐昭和駅」も同じく昭和天皇のご即位を記念して1928(昭和3)年に村の名前を昭和村と改称し、その名前が駅名となったんだそうです

ちなみにそれぞれ現在の地名は

・大正村 → 四万十町大正
・昭和村 → 四万十町昭和

です。

JR十川駅(高知県高岡郡四万十町)を発車してからすぐ、車内に"耳を疑うような"アナウンスが流れました

アナウンス「次の停車駅はー"ハ↑ゲ↓"。"ハ↑ゲ↓"です(大切なことなので2回言いました)。

え?!(´⊙ω⊙`)

驚きが隠せない社畜()

このアナウンスを聞いて、車内が"ザワザワ"し始めました

車内にいるのは"本当に禿げている()"かはどうかは別として、"男性客"がほとんど。

しかも、"おじ様"や僕より年上の"お兄様方"が多く乗車し、僕も含めて"髪の毛の話"はかなりメンタルにブッ刺さる話題です()

僕(このザワつき具合…まさか、"触れてはいけない禁忌"に触れられて乗客が怒りだしたのか?乗客が「誰がハゲだゴラァ!!」とか言って暴れて列車の運行を妨害しないだろうか?)

しかし、そんはことも脳裏に浮かびましたが、そんな心配はすぐに解消されました笑

どうやら彼らも、この面白い名前の駅を撮影するためにカメラの準備をしていたようです。

駅が近づくにつれて乗客達は席から立ち上がり、駅のホームがある進行方向左側へカメラを向け始めます。

そして、、、

11:55 JR半家(はげ)駅(高知県四万十市)に到着!

JRはげ駅(高知県四万十市)の駅名標

この駅に到着した途端、パシャパシャパシャパシャッ!!とカメラのシャッター音が車内に響きます

僕も彼らと同様にスマホのカメラを半家駅の駅名標に向けてパシャります。

隣にいたハゲたおじ様も席を立って撮影します!

(いや、アンタも撮るんかいw)

心中でそうツッコんでしまいました。

この駅の名前の由来は平家の落人が源氏の追討ちから逃れるために「平」の"一"を下にずらして、「半家(はげ)」にしたことが由来であるこの土地の名前から

こんな"小学生が考えそうな小細工"に引っかかる源氏もどうなんだ?(^^;と思いますが、この機転で平家の落人も源氏の追手から逃れることが出来たのでヨシッ!

・「JR江川崎駅」で再び列車は停車

PM12:00 列車は半家駅のお隣「JR江川崎駅(高知県四万十市)」に到着!!

JR江川崎(高知県四万十市)の駅名標

ここで11分の停車

土佐大正駅同様乗客たちは一度列車を降りて駅や列車を撮影いたします。

僕も彼らを追うようにして列車の外へ。

列車の進行方向(JR宇和島駅方面)側の景色
列車の進行方向逆(JR窪川駅方面)側の景色

周辺には予土線が走る線路青々とした緑しか無い地方ローカル線でしか望めない景色が広がっておりました。

JR江川崎駅(高知県四万十市)」の駅舎

こちらは「JR江川崎駅」の駅舎

普段都会で生活をし、電車を良く利用している人たちからしてみたら田舎でよく見かける「大きめの倉庫」にしか見えないかもしれませんが、これが"JR江川崎駅"の駅舎になります。

なんとも殺風景と言いますか、シンプルな見た目ですね()

最後に、雲1つない青空をバックにJR江川崎駅に停車する鉄道ホビートレインを撮影しました。

JR江川崎駅のホーム鉄道ホビートレイン

青い空の下、だんご鼻の青と白の列車が停車している様子はとても映えます。

PM12:11 列車はJR江川崎駅を出発!!

・列車はJR宇和島駅へ向けラストスパート

車窓からは山や川に代わって、畑が広がるのどかな風景に

列車はJR江川崎駅から更に1時間かけて今回のゴールJR宇和島駅を目指します!

(楽しいですが、少ししんどくなってきた(´Д` ))

列車がゴールであるJR宇和島駅へ進むにつれて、スタート時は20人程度だった列車の中は"30人"に増え、家族連れや観光客などで先ほどまでとはまた違う賑わいになってきました。

本当はもう少しカメラで車窓からの風景を撮影したかったのですが、あまりの人の多さにカメラでパシャパシャするのを終盤は控えました(^^;;

そしていよいよ…

PM1:29 JR宇和島駅(愛媛県宇和島市)に到着です!!

JR宇和島駅(愛媛県宇和島市)の駅名標

乗車したJR窪川駅〜終点のJR宇和島駅まで、"2時間46分"も列車に乗っておりました⁈∑(゚Д゚)

新幹線でJR東京駅〜JR新大阪駅まで行くよりも長い乗車時間です()

JR宇和島駅のホームから撮影

列車を降りて、この青空とそびえ立つ山をバックに駅のホームと線路を撮影

列車の停車中に外に何度かは出ていたとは言え、やはり狭い列車の中から出て外を歩くというのは気持ちの良いものです(^_^)

また、JR窪川駅に到着した際はわずか"2℃"しか無かった気温も、JR宇和島駅に到着したお昼の時点で"12℃"まで上昇し、だいぶ過ごしやすい気温となっておりました(寒いのが本当に苦手なので、大変ありがたいです^ ^)

駅到着時の宇和島市(愛媛県)内の気温

駅を降りると、ここでもアンパンマンがお出迎え!

四国を走る「アンパンマン列車」の垂れ幕

四国を訪れてからかなりの頻度でエンカウントします。

改札口を通って、JR宇和島駅の外へ。

JR宇和島駅(愛媛県宇和島市)

南国にありそうな"アローラナッシー"みたいに高い木南国風の駅舎、そして青空

ここで僕が何も言わなければ「日差しがサンサンと差す夏に訪れたのではないか?」と思うほど良い天気ですが、この日は2021年1月2日

冬真っ盛りの正月三が日です()

そんなJR宇和島駅を後にして、この後はランチに「宇和島市内で有名な"ちゃんぽん"」をいただきます!(*´༥`*)

宇和島市内で有名な"ちゃんぽん"

今回はここまで。

(つづく)


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