『真面目だ』と悪い意味で言われても全然気にならない私の考え方!
人間って結構めんどくさい…
何気なく言われた言葉で一喜一憂し、時に人間関係のこじれにまで発展してしまうのですから。
その言葉というのが、良い意味なのか悪い意味なのか、どちらともいえない時が多いです。
今回は、”真面目”という言葉を取り上げます。
真面目と聞くと、言われた人の人柄について決して悪いイメージは持たないことが多いですが、少なくともここへやってきたあなたは、
『真面目っていい言葉なのか?』
と、疑いを持って来られたのだと思います。
そこで今回は、”真面目”という言葉の意味について深く掘り下げてみようと思います。
『真面目』の意味は時代の流れで変わってきている!
昔ならほぼ100%良い意味で使われていた”真面目”という言葉。
しかし、今ではネガティブな意味が込められることも多くなった印象です。
私が思うに、仕事で求められる能力が変わってきて、それが昔(昭和後期ごろまで)と今とで全然違うことが理由だと考えます。
昔は単純作業が多かったため、それこそ真面目にコツコツ指示通り作業していれば評価されていました。
しかし今では、そういう仕事はどんどんロボットに取られ、人間はもっと能動的に活躍することが求められてきています。
つまり、今は”脱職人”の時代。
職人というと生真面目で意思が強いイメージ。
昔ならそういう人が出世していたし求められる存在。ひいては、世間のヒーロー・ヒロインとされていたので、”真面目”は完璧に良い意味で捉えられていました。
それが今はというと、
☑真面目さゆえに融通が利かず、柔軟な行動ができない。
☑真面目さゆえに重要でないことまで完璧にこなそうとするから非効率。
☑真面目さゆえに周囲に対して口うるさく煙たい。
こんな印象かと思います。
さらに、仕事に関係しない場面でも、若年層ほど真面目な人はつまらないと答えています。
(出典:fumumu)
昔ならそれが仕事に活きて収入につながったので『それがこの人の良いところだから』と思ってくれましたが、今ではそういう特性が求められる場面も少なくなってきたこともあり、マイナスに思われてしまうことが多くなりました。
こんな風に、”真面目”という単語はその意味が時代とともに変わってきていると言えます。
『真面目』と言われた時の私の考え方!
かくいう私も超真面目人間ですから、”真面目”の意味がだんだん良くない方向に変わってきているのは残念に思います。
その傍らで、真面目な人ならではの強みも持っていると考えているので、『真面目』と言われても何の感情も湧きません。
いわゆる、”ニュートラルな言葉”にしか考えていないのです。
その強みとは、
☑芯が強い
☑約束を守れる
☑行動のクオリティが高い
このあたりが挙がってきます。
中でも、”行動のクオリティが高い”ということは重要で、誰でも簡単にできることも多いんですが、それすら意外にできない人が少なくない印象です。
私の場合、重要度に関わらず何でも真剣に取り組むところがあります。
時に1人だけ真剣になってその姿を笑われることもありましたが、メチャクチャ喜ばれたことも少なくありません。
その最たるが、当時の友人の結婚式。
新郎新婦は当時私が入っていたとある社会人サークルのメンバー同士だったので、サークルメンバーほぼ全員が呼ばれました。
そして、呼ばれたメンバー全員で余興としてダンスを披露することになったのですが、テーマは2か月弱前に決まってサンプルDVDも渡されてめいめい練習していました。
そして、ある月のサークル活動でリハーサルをやりましたが、なんと私以外のメンバーは皆ほとんど練習してなかったようで、全く振り付けを覚えていませんでした。
しかし、私はリハをやると聞いて尻に火がつき、何とか間に合わせて形にしました。
そして、なぜかリハの時点から新郎新婦の前で披露したのが不思議だなと思ったんですが、出来栄えを見た新婦の子が、
『すごいね!完璧じゃん!杉間くんならちゃんとやってくれると思ってたよ。』
と感動していた様子でした。
余興の発起人も、『文句ナシでお前がセンターだな!』と言ってくれ、当日も堂々と披露できました。
ダンスの曲目には1箇所難所があって私も覚えるのに時間がかかりましたが、半分くらいのメンバーはそこを覚えきれず、当日は指パッチンでごまかすことになったのです。
ただ、難所といってもしっかり練習すれば覚えられると思っていたし、練習期間も2ヶ月弱あったのだから私的には彼らの取り組みに疑問を持っていました。
そもそも、結婚式の余興はリハーサルまでに一通り覚えてくることは当たり前だと考えているので、もし自分が新郎の立場だったら、それをキッチリやっていなかったのを見ると『俺の結婚式すら大事だと思われてないんだな』と思います。
その考えがメジャーかどうかは分かりませんが、少なくとも当時真面目に取り組んだことは新郎新婦やメンバーから信頼を得たことは間違いありません。
その一方で、実は私にも”不真面目”な時期があったのです。
小学校3,4年生ぐらいの頃で、しょっちゅう宿題をすっぽかして先生に叱られていました。
叱られて『次から宿題は早めに片付けよう!』と誓う。
↓
学校が終わって遊びの誘惑に負けて『明日の朝頑張ろ…』と先送り。
↓
翌朝、やる気が出ず『仕方ない。恥を覚悟で叱られよう…』と腹をくくる。
いつも決まってそんな感じでした。
そんなことを続けてばかりだったので先生から叱られるだけにとどまらず、同級生からも、
『お前、終わってるな…』
とバカにされる始末。
そんな私もあるときに改心し、『イヤなもの(宿題)はサッサと片付けたほうがトクだ』と気づき、真面目にしっかりやるようになりました。
そしたら、皆の前で叱られて恥ずかしい思いをすることもなくなりました。
おそらく、私が超真面目人間になったのはその出来事がキッカケなんだと思います。
👉真面目にやってりゃ、少なくとも誰からも叱られない存在にはなれる!
これが、私の”真面目”という言葉に対する考え方です。
最後に、言葉というのは”表裏一体”です。
良い意味を含んでいれば、悪い意味もある。
特に、人間の性格を表す言葉ほどそういう特徴があるので、『そんなモンなんだ!』ぐらいに思っておくのがちょうど良いでしょう。
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