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映画感想文「80デイズ」ジャッキー・チェン主演
映画「80デイズ」とは
2004年公開のアメリカ映画。
1956年の映画「八十日間世界一周」のリメイク。
イギリスに住む発明家(イギリスを代表するコメディ俳優、スティーブ・クーガン)と銀行から仏像を盗んだ男(ジャッキー・チェン)が、ひょんなことから出会い、一緒に80日間で世界一周をするという話。
ジャッキーが出ているくらいなので、各国でトラブルに巻き込まれるドタバタ劇が見どころ。
ジャッキーの主演映画としては2001年の「ラッシュアワー2」、2002年の「タキシード」より後に発表されたもので、時代的なものなのかジャッキーの年齢的なものなのかそもそもの演出なのか、CGも多く迫力あるシーンは少ない。
一方で、リメイクとしては「最低」ランクとの声も多く、米ニュース専門放送局が選んだ「最悪のリメイク映画ワースト20」で11位になんだそうだ。
まあ11位っていう順位も中途半端だよね。
この映画を観た理由
BSテレ東で放送されていたのを、ジャッキー作品でまだ観たことがなかった映画だったため録画。
しかし、ジャッキー主演なのに今まで知らなかったのは、単に映画としての評価は低かったためだろうと予想。
ココに刺さった
途中、アーノルド・シュワルツェネッガーが出てきて、「おおw」となったくらいだろうか。
オリジナルを知らないので、どこまでの駄作なのかはわかりかねるが、たしかに見どころは少ないかも。
ちなみに世界一周する話だけど、日本はすっ飛ばされてます。
この映画を観た後
ジャッキーの著書で読んだことがあるが、ヒット映画をつくるセオリーの一つとして、「海外ロケを行う」みたいなことが書かれていたことを思い出した。
その理由は、単純に「海外」が今なんかよりもずっと遠かった時代なので、「物珍しさ」が「おもしろさ」に直結してたのだと予想する。
「80デイズ」のリメイクされた2004年は、海外旅行なんか当たり前の時代だし(僕ですら海外旅行を経験してた)、異国の数ヶ国を短時間で飛びまわるという映画をチョイスすることがそもそもハズレだったのだろう。
コロナで再び「海外」が遠く感じてしまう2021年頃まで待っていれば良かったのに、と思った。
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