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怪談には、「確かに不思議な話だが、それは人が怪異に影響されたのか、怪異が人に影響された…
連れて帰ってしまう。ということがある。 怪異体験をして、その後自宅でもというパターン…
怪異は意外に、日常のすぐそばにある。 薄壁を隔てた向こう側、公衆トイレの扉の中、そし…
怪談を集めていると、比較的多いのが「虫の知らせ」や「何かの予兆」の話。もちろん、あれを…
ある土地では当たり前の風習でも、別の場所では全く知られていなかったり、逆に全国的に行わ…
怪談を集めるときに、「何か怖い話はありませんか」と聞いてもなかなか「実は……」と帰って…
「夜中に爪を切ってはいけない」という俗信がある。昔は明かりの質が悪かったので、手元不如意の状況でけがのもととなるような要因を作らないという教えなのだという説がある。 【深夜の爪切り】 Aさんが中学生のころ、お盆に祖母の家に行った時のこと。 夜中に蚊に起こされた。どうやら窓からの風で蚊取り線香の煙が流され、その間隙をついて数カ所かまれてしまったようだ。電気をつけて肌に噛み跡をつけた犯人を撃退した。 目がさえてしまって布団の上でぼんやりしていると、どこからかパチン
怪談は多様で、そのままストレートに恐ろしい話と、少し考えてから肌に粟粒が立つようなもの…