革命の国フランス、戦うことを要求されるフランス
フランスは、よく「革命の国」と言われますが、フランス革命自体は結果的に失敗だったとしても、「フランス革命」がフランスを象徴する出来事であったことは間違いないと言えます。
なぜなら、フランスは「常に戦うことが必要」な国だからです。
フランスは、戦わないと生き抜いていけない国
民主主義も戦って手に入れた。
男女平等へ第一歩も戦って手に入れた。
労働者の権利も戦って手に入れました。
そう、常に戦うことで全てを成立させてきました。
反対に言えば、フランスに住むのならば、常に戦っていかなければ何も手に入らないということです。
日本みたいに、なんでも便利にうまくいかないのです。
だからこそ、戦う術を身に着けることは必須なのです。
そう考えると、日本の生活はぬるま湯につかっているようなものです。
何もしなくてもだいたいうまくいく生活
誰かが気遣ってくれてなんとかなる生活
危険と隣あうことがほとんどない生活
でも、その状態で日本にいるだけならそれでいいのですが、
日本の温室育ちのままで世界を相手にしたら、世界ではいいように食いつくされる結果がまっています。
世界にでるなら、戦う術を知らなければいけないのです。
お人よしのままではやられる。だからこそやられる前に、こちらからやらなければいけない。それが世界の日常であり、フランスでの生活でもあります。
例えその方法が、日本流な潔い方法でないとしても、その国のやり方を学んで戦っていかなくてはいけない。
世界に出るなら、日本の常識から抜け出すことが必要に。
なぜなら、日本流が通じるのは日本だけ。
日本の常識から抜け出して、相手にする国の常識を学ぶことが重要になってくるのです。
ということで、今回は、日常で戦いが繰り広げられているフランスで、戦うために知っておきたいことをについて語っていきたいと思います。
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