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「リモート手土産」という逆説の発想
今回はこちらの記事を読んで考えたことを書いていきたいと思います。
テーマは「お土産」です。
・コロナ禍のお土産業界
当然ですが、コロナ禍で人々の外出回数が少なくなっているはずです。
そうなれば、観光地に訪れる人々の数も減ることは容易に想像され、実際に訪日外国人の数は減っています。
結果として、こちらの記事のように、お土産業界が売上にダメージを受けている現実があります。そして、それは観光のお土産にかかわらず、かつてビジネスにおいて用いられていた手土産も同じでしょう。
今回紹介する「リモート手土産」というサービスは、そんなリモート業務の中でもお土産を送り合えるものになっています。
・サービスの特徴
「リモート手土産」は「AoyamaLab」のBtoBサービスで、法人の顧客を相手にサービスを提供しています。
利用者は様々なデジタルギフトを送り合うことができます。
リモート手土産、という言葉だけをとると矛盾しているようなサービス名に、とても惹かれます。
「お土産は直接渡すもの」という定説から、「リモートでお土産を渡す」という逆説の発想に至っている点が面白いなと思います。
サービスを基本無料で利用できるのも、魅力的です。
顧客にとっては、気軽に「1回使ってみよう」と思いやすく、提供者側としてはまずは新規顧客を獲得したい・サービスを導入してほしいという狙いがあるように感じます。
後、あまりこういうお土産を送るECサービスで、BtoCでなくBtoBに特化している企業も知らなかったので、私は特徴だと捉えているのです。
法人は法人ならではのやり取りが、手土産にもあることを「リモート手土産」のサービス内容が教えてくれます。
例えば、住所を不要にするというのは、顧客のリスクを減らす取り組みのはずです。
私自身働き始めたら、こういう法人だからこそ利用できるサービスを使ってみたいと思います。
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