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新大久保にできる新たなフードラボ「Kimchi,Durian,Cardamom,,,」

今回はこちらの記事について書いていきたいと思います。

新大久保にできる新しいフードラボ「Kimchi,Durian,Cardamom,,,」についての紹介がメインです。
紹介の後に、考察をしています。

・「Kimchi,Durian,Cardamom,,,」ってどんなところ?

JR新大久保駅ビル3階・4階にできるフードラボで、3月28日オープンの予定です。
3階がシェアダイニング、4階がコワーキングスペース+ファクトリーキッチンになっています。

3階は「流動的なフードコート」のようなイメージで、その時に厨房に入っているお店が注文者に料理を提供します。
本来、フードコートには、1度入ったテナントがすぐには変われないイメージを持つ方が多いと思います。ただ、ここはシェアダイニングで、入れ替われることが前提になっているので、利用者は「気軽に」使うことができるのです。

そのため、テストマーケティングをすることに向いている場所だと言えます。
最近、注目を集めつつあるゴーストキッチンは、イートインスペースを持たないところがほとんどなので、利用者がテストマーケティングをする場所があまりありません。そこで、こういった実際に顧客からフィードバックをもらえる施設は、非常に有効になるのではないでしょうか。

4階は、「研究×共創」がテーマになっていそうなイメージを受けます。
自社の課題解決をしながら、周囲の人との出会いで新たな価値を生んでいく場所になるように思います。

・魅力的な理由

私は、この「Kimchi,Durian,Cardamom,,,」に対して、特に魅力的に感じた点が2つあります。

1つ目が、開発したものをすぐテストマーケティングできること
2つ目が、地域興隆につながっていること
です。

1つ目に関してですが、これは3階と4階の施設が一緒になっていることで生まれます。
当然ですが、開発とテストマーケティングは食品を販売する人にとって、必ず必要なものです。シェアダイニングは商品販売はできますが、開発に向いている場所ではありません。
一方、コワーキングスペース+ファクトリーキッチンは開発に向いていますが、一般の人に商品を提供できる場所ではありません。
そう考えたとき、2つの場所が同じ建物内にあることで、4階で開発したものを3階で販売できる状況が作られているのは、とても魅力的ではないでしょうか。

2つ目に関してですが、新大久保は元々食の交流が大きい街だったらしく、それをさらに活性化しようとされているということです。(新大久保には訪れたことがなく、ネットの情報でしか調べたことがない者ですが、、)

食のるつぼの実験場

とHPに記載があるように、この施設によってよりたくさんの方が色んな発見をし、それが新大久保に還元されていくならそれはとても素敵なことだと思います。

・フードテックの提供も是非

これは単なる私の希望でしかありませんが、BlendidやYo-Kai Expressが提供しているような最先端のフードテックが3階に設置されてほしいです。

Blendidはスムージー、Yo-Eai Expressは麺類を自動販売機で提供するサービスを行っているのですが、日本に進出しているところは現在ありません。
ただ、Yo-Kai Expressは2021年に日本に上陸する予定であることを発言されているので、新大久保がフードテックにおいても1早く導入されたらとても面白いなと思います。

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