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「健康」になる選択肢が増えてきている~「FoodScore」の事例から~

今回はこちらの記事を読んで、考えたことを書いていこうと思います。

テーマは「健康になること」です。

・「Food Score」って何?

記事の中にも書いてありますが、改めて、ここで説明させてもらいます。

サービス内容は名前の通りですが、「健康度合いを数値化」してくれる内容になっています。
何を基準に数値化するのかというと、人体に健康的だと示されていない「添加物」がどのくらい含めれているのか、です。
たくさん含まれていると、原点方式で100点から特典が引かれていくという方式ですね。

ウェブ版とアプリ版が合って、ウェブ版では商品検索ができます。アプリ版では、それに加えて商品のバーコードを読み込むことで、読み込んだ商品の数値を表示できます。
AIによるディープラーニングがプログラムされているので、利用すれば利用するほどサービスの正確性は高まっていくことでしょう。

・「数値化」が現実になって、分かったこと

この記事を読み、健康の1基準が数値化されたことで、感じたことが2点あります。
1つ目は、人々の選択肢が増えるようになること
2つ目は、「健康」を求めやすくなったこと

の2つです。

前者は、シグナルトーク 代表取締役の栢孝文さんが話されていることと似ています。提供者側が提示している情報だけを頼りにするのではなく、生活者が自ら情報をつかみ取りに行けるようになりました。つまり、自分で自分に合った商品を選べるようになったのです。
「この中から選ぶ」という購入方法から、「これだから買う」という方法に転換する人が増えてくるのではないでしょうか。

次は、後者についてです。
まず前提として、私は健康を大きく分けて「身体的健康」と「精神的健康」と捉え、この2つを満たす必要があると考えています。「身体的健康」は栄養価を適切な量摂ること、「精神的健康」は自分が食べたいと思うもの≒幸せだと感じるものを摂取することです。
そして、これまで身体的健康を満たす方法は、個人の知識に依存していました。テレビや本で得た知識を元に、それぞれが自分合ったものをカスタマイズしていたと思います。
ですが、Food Scoreを使えば、個人依存ではなく誰しもが専門家の知識を借りて、食品を選ぶことができるようになります。
精神的健康は、言わば「自分が好きなものを選ぶ」ことで満たされるところが大きいので、Food Scoreを使えば「身体的健康」も「精神的健康」だれもが求めやすくなるのではないでしょうか。

・ただし、忘れてはいけない「お金」の話

上記で、「生活者が食品を選択できるようになり、身体的健康も精神的健康も、誰もが求めやすくなる」と書きました。ただ、後悔といてなんですが、1つネックになる部分があります。それは「お金≒収入」です。

いくら生活者の選択肢が広がり、自分の健康にあった食品を選べるようになったとしても、それが高価で自分の生活に合わなければ当然購入は出来ないでしょう。
つまり、選択肢が与えられているようで、与えられていない人がいることになります

「だから何だ?」といわれれば、特に答えられませんが、選択肢が多くの人にある社会の方が良い事は間違いないと思います。

・やはり知りたい「節約」と「医療費」の関係

このブログを書いていて、やはり「節約」と「医療費」の関係がすごく知りたくなりました。

正確には、「食費を節約しようと20~40代の間に心がけていた人・節約した額」と、「40代以降に生活習慣病などにいくら払ったのか」の相関関係です。

仮に、20~40代に節約していても、その後医療費でたくさん支出をする関係があるのなら、予め予防医療支出として、自分に投資する方が良いということになりますよね。
そうすれば、もっと健康に気を遣うことの重要性が高まる気がするのですが。

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