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「恋愛リアリティーショー」の流行から考察したこと

今回はNewsPicksの「バチェロレッテとリアリティショーの魅惑」という番組を見て考察を話していきたいと思います。

先にお伝えさせていただきますが、後半は感想でなく自分が番組を見て考えた考察を書いています。なので、話題は色々と変わっています。了承ください。

・概要

「バチェロレッテ」はアマゾンプライムビデオのオリジナル作品であり、恋愛リアリティーショー番組です。番組内容は、女性1人に対して男性が多数出てくるというものです。

番組内では、バチェロレッテの内容にふれながら、なぜ流行しているのかや恋愛や結婚に対する価値観について議論しています。

・感想・考察

・バチェロレッテの素であるバチェラーは、元々アメリカの番組です。つまり、海外で流行したコンテンツが流入したということになります。
もちろん、海外で流行したものをそのまま日本にもってきても受け入れてもらえるかどうかは分かりません。ただ、海外独自の文化や技術をビジネスに積極的に取り入れ、目的達成の手段として活かすことは効率的だと思いました。
0から作り上げることが難しくとも、マネをしてみてアレンジする事なら出来る部分があるかもしれないからです。

・こちらのデータ(※恋愛・結婚調査2019(リクルートブライダル総研調べ))をみていただいたらわかるように、20~49歳の男女のデータで「現在恋人がいるor恋人がいたことがない」人の割合が7割弱となっている。番組内ではこのことに対して、恋愛に対する補完だという話が出ていました。
つまり、自分でそこまで恋愛をしたい・できているとは考えないけれど、誰かがしているところを俯瞰的にみることで満足するのではないかという分析がされていたということです。

この話を聞いて率直に、なるほどな、と思いました。
私は、恋愛リアリティショーに興味があるのは恋愛に興味がある人だけだと思っていたので、そこまで強い興味がない人でも見るとしたらなぜなのかの分析は非常に興味深かったです。
もちろん、恋愛リアリティーショーを見ているのがどういう視聴者層なのかはデータがないので想像にすぎませんが、「やりたくてもできないことを何かで補完する」ことはよく起きていることなので納得もできました。


・この考察は番組には関係がさほどありません。ただ、先ほどのデータ(※恋愛・結婚調査2019(リクルートブライダル総研調べ))をみて、興味をひかれた部分があったので、ここに残そうと思います。

私が興味を惹かれたのは

『現在、恋人がいない人の理由は、男女ともに「出会いがないから」が最も高い。』

というデータです。今、SNSを使ってる人は20~49歳の年齢の方なら多いでしょうし、SNSが出来るまでより様々な繋がりをより簡単に生み出せるようになったと考えられます。今では出会い専門のマッチングアプリもありますから。

ただ、事実として上記のデータがあるということは、人々はSNSの繋がりを「出会い」だとは思っている人が少なく、「出会い」は別の何かを指しているということです。そう考えたとき人々の言う「出会い」が何を指しているのか、出会いがない人は何を求めているのかを考えてみたくなりました。なぜなら、そこに大衆に受け入れられるSNSやマッチングサービスとは異なる需要が存在すると考えられたからです。

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