仕事 自分 これから
目の前の仕事を懸命にやれ 人は言う
たしかに正しいような気がする
けれどそれは虚構だった
なぜならそれは、「他人が求める僕の姿」だったから
中身は空洞なのだ
自分で考えているようで考えていない
無意識のうちに他人に合わせた行動をする
学生時代
思えばずっとそんな人生だった。
親に勧められるまま中学受験をして、
高校はエスカレーターだったからそのまま進学して。
周りが大学受験をするからといって、とりあえず大学受験して、
第一志望の大学に落ちて、とりあえず受かった大学に行って。
やる意味がわからなくなっていたけど、なんとなく周りの人たちが好きだから
卓球続けて。運良く日本代表になれて。
周りが就活始めたからとりあえず焦って就活始めて。
卓球の道もあったけれど、親に言われて、とりあえず大手上場企業だから入って。
卓球の道を選ばなかったことを心の中でずっと後悔していて。
社会人、と言われるものになって。
お金を手にして、親元を離れて。
一人になってやっと、自分の人生とか、仕事とかについて考えだした。
自分で選んだ、と思っていたことでも、今思えば、親が選んでほしい方向に行くように仕向けられていた、というか誘導されているのに気づかなかった。
例えば、就職について。僕自身事情があって人より体力がないし、体調は崩すし、病院に行かなくてはならないことも多い。そういった背景から、親としては、大手企業で休みがとれてそこそこ給料がもらえて名の通った企業に入ってほしいと考えていたんだろう。
就職後〜現在
でも、働いてみて気づいた。親の言うことを聞いて入ってみたけれど、なにかが違う。
今いる会社には、企業理念に惹かれて入った。プロモーションムービーを見て、こんな世界を創りたい。と思った。
実際は華やかな世界なんかじゃなかった。しかも、商材を自分で売るのではなく、他人に売ってもらう。代理店契約があり、実際に商材を売るのは現場に立っている代理店の人。自分たちはいかに本社の方針の通り代理店の人を動かせるか、動いてもらえるかに心を砕いた。基本的にはルーティンワークの繰り返し。本社から来た通知を伝えるだけ。現場と本社をつなぐ重要な役割だ、と何度も言われた。たまに現場に行ってみても、自分たちの営みが全く注目されていないこともざらだった。
空虚だった。「試合には出さない。だがずっと全力で素振りをしろ。」と言われている感覚。
もちろんビジネスだ。お金を稼がなくてはならない。計画値があるからそこに達するように働きかける。
疑問とこれから
「そんなに売れない」「自社プロダクトが他社に比べて魅力に欠ける」「労働環境が辛すぎる」スタッフもこちらも仕事だし、義務感があるから売ってくれている。
でも、それを売るスタッフも、買う消費者も本当に幸せなのだろうか。心の底から信じることができていないプロダクトを売る、世の中に広める。ってなに?
利益を出すため。それはわかっている。
けれど、僕はひとを笑顔にしてお金を稼ぎたい。世の中そんなに甘くない?やっぱりこれは僕の傲慢なんだろうか。けれど僕は少なくとも「これを広げたら笑顔になってくれるひとがいる」と信じて仕事をしていたい。胸を張って提供できるプロダクトと一緒に生きて、それを広めたい。そしてそのプロダクトによって笑顔になるひとを増やす。そういう仕事を生業した人間になる。
この考えは今の会社と仕事とは真反対のことだから、今の会社にはもうそれほど長くはいられない、ような気がしている。大企業から離れたら、没落するんだろうか。とか、結局想いだけにとらわれて何もできずにバイト生活とかになっちゃうんだろうか。いらぬ心配ばかりしている。現在を肯定したいし、逃げ道がほしいし、新しい道に飛び込むために背中を押してほしい。つまるところ、僕は弱い。とても。けれど、気づいてしまった。今いる場所ではないところに行きたい。
ここからどうするかは自分次第。はてさてどうなることやら。
ともあれ今日も生きた。えらい。よくがんばった。
少しずつ、少しずつ。
やっていきましょう。
胸躍るプロダクトたち①
ALL YOURS
特別な日のためではなく、日々の暮らしのための服。
オールユアーズはあなたの生活に寄り添う服を目指しています。(HPより抜粋)
着たくないのに、毎日着てしまうジャケット(通称着た着て)。
着ていて本当に楽。1枚で決まる。着てほしいのが、服を選ぶのが面倒な人。何にでも合わせやすいので、その時間/手間を他のことに使える。
外出時に何着ようか考えるのが億劫な人はぜひ手に取ってほしい。最高。
胸躍るプロダクトたち②
10YC
あなたが「良い!」と思って買った洋服で、作り手が豊かになる。
そんな世界を10YCは作りたい。(HPより抜粋)
Tシャツの着心地が最高。着てもへたりにくいし、逆に体に馴染む。
ブランド名のの通り、10年後も一緒に過ごしていたいと思えるプロダクト。
最高。
胸躍るプロダクトたち③
Mr. CHEESECAKE
世界一じゃなく、あなたの人生最高に。(HPより抜粋)
美味しい。間違いなく人生で食べた中で一番のチーズケーキだった。あまりのおいしさに友達と1本食べた次の週に実家の両親、祖父母にプレゼントしてしまうぐらいにはおいしい。
みんな美味しいねえって言ってニコニコしながら食べてた。
食べた人を笑顔にするチーズケーキ。最高。
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