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会社のシャッターを17時20分に閉めつつ思うこと。

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日は私が一番遅くまで会社に残っていたのですが、シャッターを閉めた時間が17時20分ごろ。本当に良い習慣が確立出来たなぁと思っています。世間では「働き方改革」という言葉が叫ばれていますが、改革をするのは社員ではなく経営者です。なぜなら、社員の働き方を変えられるのは、最終的な権限を持つ経営者しかいないからです。別の言葉に置き換えると、社員が幸せになるかどうかは、経営者の手腕にかかっているとも言えます。これらの言葉を肝に、私もさらに精進しないといけないなと感じています。

働き方を変えたければ、前後も変えた方が良い

この考えは、私独自の考え方かもしれませんが、分かりやすい別の言葉で表現すると「ワーク・ライフ・バランス」と訳すことが出来ます。何が言いたいかというと、会社の仕組みを変え、社員が働きやすいよう環境を整えていったとしても、最終的には社員がどう考え・実行するか否かにかかっているので、前後のこともしっかりと考えた上で仕組み作りをしていく必要があるということです。

私は、早く帰ることがゴールではなく、早く帰れたからこそ、何かハッピーなことが起きる・・・それこそがゴールとして求められているものだと考えています。

私の会社では、午後半休を使ってライブに行くなどといった顕著な事例を私が社員に見せ続けました。ライブに行きたいからという理由だけでなく、会場に前乗りしてメンバーに会うチャンスを狙ったり、遠方から来る友人との交流の時間を設けたり・・・綺麗な言葉で表現すれば「働く動機付けとなる行為」を実践しました。DMM.make AKIBAなど、若い方が集まる場所に行く時にはスーツを着ない・・・そんなケースも増やし、働く環境について私自身が変える努力を続けました。努力というよりは、生き方を見直したといった方が良いかもしれません。

当初、「社長だから出来るんだよ」という言葉が多く聞こえたのは事実です。今でも言っている人はいるんじゃないかとは思います。ただ、その一方で有給休暇を有効に使う社員が増え、夏場はポロシャツで出社する社員も出てきたのは、少なからず私の行動に対する反響だと受け取っています。社員間でコンセンサスを取り、シーズンオフに長期間の旅行に・・・今年はそんな社員まで現れました。以前のnoteでも書いた通り、私は社員に対して、働くのは自分や家族がさらに幸せになるためだと伝えるようにしています。だからこそ、お客様のお役に立つために出来ることを実践しようとも。なので、このような変化が起きていることはとても嬉しいです。

来月、会社のホームページをリニューアルする予定ですが、採用ページに掲載する若手社員のインタビューで、働き方について驚くほど良い変化があったと語っています。早く帰れるから、家で過ごす時間が増え、文字通り余暇の時間が保てるようになった・・・そんなことを語っていました。

冒頭に戻ると、もしも経営者の方で「そう言われてもさ」と感じてしまったとしたら、その状況下で社員は幸せでしょうか?そんなことを考える余裕が無いよ・・・という方がいたとしたら、ある日突然、社員は去っていきます。特に今は売り手市場なので、そんな状況の中で多くの経営者が新たな人材を採用出来ずに苦しんでいます。なので、次の手を打とうにも打てません。

だからこそ、私は社内環境を整える必要性を感じています。こうは言っても、私の会社もまだまだなので努力が必要ですが、社内でも共存共栄の確立が大切だと思っているので、この想いと共により良い環境に仕上げていければと考えています。

こんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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