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日墨友好祭に参加しました③(BAND-MAIDとTHE WARNINGのコラボイベント)

どうも、ウクモリ ヒロオです。

間が悪いことに週末を跨いでしまった日墨友好祭の話題ですが、ようやくBAND-MAIDまで辿り着きました。先週金曜日のnoteで記した通り、今回はお祭りをイメージした和風テイストなステージセット。ただし、中央には今回の2マンライヴを記念して描かれた、ISANA KAGAMIさんデザインのバックドロップが誇らしげに掲げられています。

BAND-MAID公式Xから引用させていただきました

「glory」から始まったBAND-MAIDのステージ。ひさしぶりに顔がハッキリと見える位置での観戦。SAIKIさんの笑顔がホント素敵で、この曲の時点で撃ち抜かれてしまいました。というか、この日のメンバーは、とてもリラックスした中で演奏していたように感じましたが、会場にいたほかの皆さんはどう感じたかが気になるところです。特にみんちょさん、メイドの日もそうでしたが、解き放たれた感がさらに増してた気がします(笑)

今回のセットリストで、特に印象に残ったのは「Bubble」。この曲は元々好きなんですが、SAIKIさんの「ザラつく息に 曇る鏡」「泡沫の夢 罠に嵌る」と歌いあげる際のハイトーンが、何度聴いても心地よい意味でゾクゾクっとします。

今や定番となりつつある、「Shambles」の印象的な出だしのリフに魅せられつつ、その後は一気にエンディングへと突き進み、この曲がエンディングだというのも珍しいなと思いつつ、本編最後の「DOMINATION」を迎えました。こちらも1時間程度のステージ。「Bestie」など、落ち着いた曲は演奏せずに、ひたすら攻めの姿勢を保ちながら、ただし、先述の「Bubble」のような聴かせる曲も忘れずに・・・ある意味で適度に緩急をつけた、とても良いセットリストだったと思います。

ダブルヘッドライナーだといっても過言では無いスケール感。EXシアターの規模感がとても似合う2バンド。ともに良いライブを観れたなぁ・・・と思っていたら、続きが(笑)

BAND-MAID公式Xから引用させていただきました

突如、小鳩さんが「いつものアレをやってない」と言い出し、THE WARNINのメンバーをステージへと招き入れました。会場にいるほとんどの人が理解する中、分かっていなかったのは、メキシコからはるばるやって来た3人。小鳩→客席で「萌え萌え」のコール&レスポンスをしたのち、無謀にも小鳩→THE WARNINGを敢行。ただし、グローバルで活躍しているミュージシャンは、全力で「萌え萌え」とレスポンスし、逆に小鳩さんを圧倒(笑)しかも、周りのBAND-MAIDのメンバーからは、3人のレスポンスが「格好いい」という反応が。

無茶ぶりだったのか分かりませんが、小鳩さんはTHE WARNINGのダニーに、同じようにコール&レスポンスをやって欲しいとリクエスト。「VAMOS(がんばれ)!BAND-MAID!(THE)WARNING!」と華麗に演じたダニーに、会場は割れんばかりのレスポンスで応えました。おそらく、無茶ぶりした小鳩さんも感じたであろう、恐るべきアドリブ力(笑)海外では武道館クラスの会場でライブをやることが多いだけのことあります。

BAND-MAID公式Xから引用させていただきました

こんなやり取りを観ながら、実は内心でこんな場の和む演出をしてしまう小鳩さん、やっぱり凄いなぁ・・・と思っていました。今回のライブを観て感じたのは、2バンドが本当に仲が良いんだろうなと想像出来てしまう関係性にあるということです。そして、「これが国際交流だ!」と言い切ってしまう度胸の良さ(笑)さらには、元々はBAND-MAIDのファンだというTHE WARNINGだからこそ、「MAGIC SPELL TIME(小鳩さんの独自のおまじないタイムの訳)」にも応じた、あの瞬間。とにかく最高でした。

驚きはそれだけで済まさないのが、BAND-MAIDというバンドの凄さ。なんと、INCUBUSに続き、THE WARNINGとも「SHOW THEN」というコラボ作品を仕上げていました。しっかりとレコーディングも済ませたそうで、どうりで来日がかなり早かった訳ですね(笑)

BAND-MAID公式Xから引用させていただきました

「SHOW THEM」はとてもストレートな感じのロックな曲。SAIKIさんとDANYさんのパワフルな歌声が思う存分聴ける、とても素晴らしい曲でした。最初の「オォーオオオーオオ」という歌い出し、観客交えて歌ったら凄そうです。ニューアルバム発売が待ち遠しい・・・。

BAND-MAID公式Xから引用させていただきました

この曲では、わざわざTHE WARNINGの機材を再びステージ運び込んで演奏しました。それぞれの楽器隊が、それぞれの想いを込めて演奏していたからこそ、メンバー同士が終演後にお互いエールを称えるかのように、ハグしていた姿が目に焼き付きました。2022年にAFTERSHOCK FESTIVALで出会った2バンドが、まさかここまでの関係性を築き、曲まで作ってしまう・・・INCUBUSの事例もそうですが、BAND-MAIDというバンドは、ご縁を育むのが上手いバンドだな・・・と。夏頃に発売されるBAND-MAIDのニューアルバム。果たして新たなコラボは発表されるのか・・・そして、それが誰なのかがとても気になるばかりです。

今回、前から気になりつつも絶対に来日は無いだろう・・・そう思っていたTHE WARNINGが、BAND-MAIDとのご縁で日本にやって来ることが出来たのは、奇跡としか言いようがありません。ただ、奇跡って可能性が0%でない限りは起こっても不思議ではない・・・そんなことを感じさせるライブでした。メキシコからやって来た彼女たちは、今回のライブで認知度が相当上がったと思うので、是非とも来年はサマーソニック当たりに出演して、さらにファンを増やして欲しいと思います。

本当に楽しいライブでした。バンドと関係者の皆さん、本当にありがとうございました!

(BAND-MAID SETLIST)
 1, glory
 2, NO GOD
 3, influencer
 4, Unleash!!!!!
 5, YOLO
 6, Bubble
 7, Shambles
 8, Warning!
 9, Screaming
10, Magie
11, DOMINATION
12, SHOW THEM (with THE WARNING)

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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