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化学反応が起こる場所だからこそ

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。私は毎週土曜日は、DMM.make AKIBAさん(以下、アキバ)の公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。

今回は8周年記念イベントで感じたことを書き綴りたいと思います。どうしても書いておきたいことなので、少し引きずります(苦笑)

盛り上がりの中で見えたこと

気が付けばアキバ8周年イベントから、早くも1週間が過ぎようとしています。私は後半2日のイベントに参加しましたが、前回のMAKERS向けのnoteでも書いた通り、ひさびさにアキバの活気を堪能出来て嬉しかったです。

ただ、その一方でひとつ気になったのは、それぞれで参加されている人が異なったということです。具体的には、木曜日がOB/OGの方、金曜日が現役会員とアキバに興味がある外部の参加者…こんな感じでクッキリと明確な違いが出ていました。

参加者に違いがあること自体は、私は気にしていない…というか、ある意味でそうなるよなぁと状況を理解しています。

気になったのは木曜日

実は気になったのは、木曜日の状況です。OB/OG会が始まった途端、現役会員の方が少なくなりました。そして、イベント終了後の交流会には至っては、ほぼいなくなりました。

当日集まったOB/OGは、私から見てもレジェンドと呼ぶに相応しいような方々でした。そして、ひさびさの再会によって発せられたエネルギーは相当なもの。アキバが開設された当時は、こんなパワー溢れる状況が日夜が毎日展開されていたんだと…改めて実感しました。

特に資金力が必要なハードウェアスタートアップにとって厳しい状況が続く中、トップランナーで走り続けている方々が集まった場だからこそ、現役会員の方がほとんどいなかった状況は、正直なところ勿体無いなと感じました。

ご縁を育むことも経営者にとって大切な使命

交流会に参加していた数少ない現役会員の方も、しきりに現役会員がほとんどいないことに対して、勿体無いと言っていました。同時に橋渡し役になりたいとも言ってくれたので、本当に嬉しくなりました。私も彼をしっかりサポートしたいなぁと思っています。

先月、HAX Tokyoさんとアキバの合同イベントで、スタートアップとご縁について講演させてもらいました。そこでも、スタートアップの経営者にとっては、大切な使命だと話しました。

今回のOB/OGの方々のアキバ再訪は、現役会員の方々にとっては、「先輩づくり」という側面で考えれば、またとないチャンスだったように思います。当然ながら、日々の課題の相談役にもなってもらえるかもしれませんが、懇意になって先輩方の会社に遊びに行き、アキバを巣立った後の成長した自分の姿を想像出来る…そんなことだって可能です。

特にアキバで起業し、巣立っていった先輩だからこそ、交流して得られることが多かったんじゃないかなと。そんなことを思います。

ホームカミングデイ

前々回のMAKERS向けのnoteでも書きましたが、是非ともアキバスタッフの方々には、OB/OGが来られるようなイベントを年1回は開催して欲しいと希望します。

アメリカには、在校生が卒業生を迎え入れるホームカミングデイという素晴らしい文化があります。多くのOB/OGにとって、アキバは創業の地、もしくは学舎として心に刻まれています。だからこそ、ホームカミングデイのようなイベントが機能すれば、新たな可能性の創出にもつながるんじゃないかとも思っています。皆さんいかがでしょうか?

こんなことを書き綴りながら、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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