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欲しいグッズが公式でないので作るマン

私の趣味はハンドメイドで、ミシン、刺繍といわゆる手芸が好きです。
どの手芸も言える事ですが、繰り返しやらないと上手く作れません。
それでも自分で作り上げることで愛着が生まれ、物を大切に扱い、結果節約にもつながるように感じます。
この生地このプリントこの素材で何を作ろう?と選んで考えている時間も大好きで気分転換になります。
服を作る→どこに負担がかかるか構造を理解する→着て丁寧に扱う(洗濯)
→物がもつ

今私はロングヘアで、外出する時はメイクよりもヘアアレンジを優先します。(長くて邪魔になるので)手っ取り早くキャップを被る事が多くて、DPRの公式グッズでキャップが欲しいなと思っています。
昔はあったかも、でも今はないです。
きっと今後のグッズ展開では出てくると予想しています。(どんなのだろうとワクワクして待ってます)
そこで今回、無地のキャップに刺繍しよう!と思いつきました。

まずキャップ購入。白文字、黒文字の2パターンやりたくて、
黒キャプ2個購入。

キャップはnewhattan:newhattan | ニューハッタン日本公式サイト
安くて丈夫。汚れたらネットに入れて丸洗いしてます。
金具の作りもおしゃれで好きです。シンプルなので合わせやすい。

調節ベルトをしまい込むアイレットの楕円金具。
こういう細部にまでこだわって作ってるのに安い。made in chinaだけど下請けどこでやらせてるんだろう?中国製はもう安くありません。まさかウイグルかな?と心配…

刺繍糸。
DMCの25番。黒地に白712番でやろうと決める。

私は色見本を持ってなくて、712番も手元にありませんでした。
真っ白でも生成でもなく、クリーム色ほど黄色みもなく、イメージとしてはシルクのような白が希望色でした。
ネットでいろんなサイトの画像を見比べて712番に決めました。
実物はイメージ通り。

刺繍図案は"MITO"に決定。アルバムのあの字です。
キャップを購入する前から実は決めていました。

トレース用紙に写している時点で、刺繍だとめんどくさいしそんなスキルないなぁと。

手描きのニュアンスを刺繍で再現するのは非常に難しいです。
手描き感にこだわりはなかったので、ある程度は省略簡素化させる事にしました。例えば"T"の下の顔は、塗りつぶしでやるとか。

ダイソーで買った、刺繍図を布に貼ってそのまま縫えるシートを使いました。刺繍に便利アイテムなので購入してあったのですが、使うタイミングはなくて、立体物に刺繍するのに使えるじゃんと今回使ってみました。

図案を写す表面は凹凸があり、裏の剥離紙を剥がしシール状の裏面を生地に直接貼り付けます。

一度貼っても数回やり直せるくらい粘着性が高い

刺繍する際、図案を布に写してやるんですが、平らな布ならチャコペーパーとかペンとかで写しやすいんですが、キャップの曲線の状態だと難しくて。
でもこのシートは、写した図案をペタッと貼れるので超便利です。
水洗いでシートは溶けるそうですが、刺繍してる際に汗ばんできた指のせいでぺたぺたしてきます。糊みたいなものなんでしょうね、アウトラインを縫って、ある程度ガイドもいらなくなった所のシートはペリペリと剥がしてしまいました。

まずは文字のアウトラインをアウトラインステッチでなぞる。
文字の内側をアウトラインステッチで埋める
シートを剥がしたらすごく汚くなってしまった。きっと洗えば落ちるはずです

結構な粘着性なので生地に跡が残ります。洗っただけで綺麗になるのか疑問です。刺繍なので手洗いでやさしく洗ってみようと思います。

アウトラインステッチが終わった裏面

ひたすらチクチク縫う。
お店に並ぶ立体刺繍みたいなやついいな~とYoutube検索していたら、とっても綺麗に刺繍している動画をアップされてるクリエイターさんを見つけて、参考にしました。
こんもりした立体刺繍は、中にウレタンみたいな素材をかませながら機械で刺繍させているのですが、自分はそんなに盛り上がった立体を求めていなかったので、ほどよい立体感を出せる参考動画のやり方で縫いました。

立体的な刺繍にしようと決めた後、この手書き文字には重なってる部分がある事に気づき、そう言えばイラストでは重なってる部分て特にニュアンスはないけど、刺繍にしたらニュアンスって出るもんだよなぁと。
そのまま全部一緒にサテンステッチでもいいけど、やっぱり重なってる所の変化は刺繍で表現したいな。という事で、"M"と"T"の重なる部分は工夫しました。近くで見ないとわからない程度ですが、自己満足です。

今もまだ完成しておらず、チクチク中です。

残すは"O"のみ!

完成した暁には被った写真をアップしたいと思います。

完成した記事↓

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