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笑う”生”(いのち)を迎えに…岐阜へ

朝目覚めれて….おだやか

庭の花を生けただけ…

そんな 日常….
ふとSNSを 眺めると…
いつもの ギャラリーの作品展…

SNSで紹介される作品を眺めていて 
どんな作家さんが 描かれているのか
答え合わせがしたかった。

大雨上がり 清々しい空気の中出かけた。

昨日は 大雨の中 雨音を聴いていた。


合わせて ギャラリーに預けてある作品を貰い受けに…
その作家にメールした。

“生(いのち)貰い受けに参ります“

直ぐにメールが来た

“宜しければアトリエにも寄ってください”

ギャラリーの扉を開ける瞬間が好きである

日常から 非日常へ
朝 目覚めれた時には思いもしなかった

しばらく この作品の前で足が止まる

答え合わせである。

オーナーが 声をかけて
作家さんに紹介される。

“仙人みたいな人 仙人かな”と
何度か死んで浮世離れしてるから…
茶仙人とか 詩仙人とか…
…仙人が付く

“ダビンチみたいですね”って…

仙人は 何処か切り取り方が変わっているらしい
美術の成績 1だし…

イタリア ミラノのダビンチミュージアムにダビンチの解剖図を観に行った話をしながら 呟いた。

作家さんは 作品を観ながら
呟く
壁にもかかるフレーズを 話してくれる

「ICON」というテーマで絵を描き続けています。
「ICON」には ①偶像②象徴③アイコン④イコン(聖像)という意味を持たせています。
世界中に溢れる偶像(イメージ)のなかに、キラキラと輝くもの、言語化できない古い記憶、そういったきわめて個人的なイメージを見つけることがあると思います。
個人のなかにしかない特別なイメージを喚起させる像「ICON」を描きたいと、ずっと願い続けています。
本展「ICON2」の中に、あなたの「ICON」が見つかりますように。 

お話を聴いていて 
この作家さんの観ている景色を
描いていた

“太古から変わらぬ 景色を 
人の中に 観ているんだなと”
お伝えした。

若い作家さんには ストレートに
お伝えするのが 良いと思っている。

大人しい雰囲氣に包まれた作家さん
中は やっぱり 熱い熱い人だった

信長の居た 岐阜城
長良川を挟んだ 麓に
彼のアトリエはある

急な階段を上がると 
いつものように 描いている


“生(いのち)貰い受けて来ましたよ”

いつしか アトリエには
怪獣と呼ぶ ニコニコ微笑む天使が
座っている。

色々な 話をする。
“やっぱり この龍良いねー”
“この龍は やっぱり一番いい”

まだ 置いといて ここの守り神だし...
そんな 会話をいつも している。
“この 行燈も いいでしょ”

そこにも 清瀧が舞っている。

“ちゃんとサインは してありますよ”
手にした 包は コンプリート済みだと

家に戻り 箱から出して 飾ってみた

眺めていたら.... 失神してた....

“やっぱり キツイな....”

作家さんの想いの入った作品は
エネルギー的に キツイのである。

そんな 感じ方をする人も 珍しいらしいが...,
とても大切にしている

江戸の天才...池大雅の寿老人が迎えいれる

250年前に描かれた 寿老人と
令和の奇才が 並ぶ

その景色を 切り取り贈った。

“笑ってますね!
まさに…
生 って感じがします!”

奇才は呟く

笑う“生”(いのち)と 共に過ごす
そんな日常

それでいい

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲



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