色彩….
竜宮城に 招かれ暖簾を見た瞬間
ホッとした….
鮮やかな美濃友禅 好きな作家さんの
作品であった
クリスマスイブ🎄
退院し この景色を観た時に
色彩は リセットされた
“これ全部ください”
“え？”
“はい 四本共 全部”
どの口が勝手に言ってるんだと
思ったが
勝手に “四季の色彩”って
組み作品に していた。
作家さんと ギャラリーオーナーは
顔を見合わせて 泣いてられる。
連れ帰り 壁にかける。
毎日毎日 家族も 猫も その前を
行き来する。
仙人界 田園界に居て
家に居なかった五ヶ月間も 変わらず
四季は そこに居る。
いつしか パソコンのモニターは
色彩のキャリブレーションされた
デザイナーズモニターになっていた。
“美しいものを 本当の色で”
電源入れないと 観れない色彩は
本物か？って 目が悲鳴を上げ
モニターを消す。
眺める訳で無く
ただ その前を 行ったり来たり
日常の景色
慌てて前を 通ると
色彩の御軸達が バタバタと暴れ出し
壁を叩く
“ハッとなる”
何を慌てる？
自ら 風を起こすほど…..
竜宮城の乙姫さんから
メッセージが来ていた。
“本当に 浮世雲さん 変態ですね”って
御意
“褒めてもらって ありがとうって”
そんな 乙姫様に 敵はいませんと
返事をしておいた
色彩
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