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善光寺ご開帳で 起きた事…え?竜宮城? そこへ繋がる

祈祷の受付も終わり 
首にタスキをかけ 本堂へ
中は参拝 朝事待ちの人々で 溢れている
まだ 五時半….

係のおじさんに チケットを見せた。
内陣拝見の大行列に並びなさい

…….. 並ぶのは苦手…..
しょうがない…..

並んで しばらくすると 正装のおじさんが 突然現れた

“大変 失礼な事をして 申し訳ありません
どうぞ どうぞ こちらへ”
“.........”
何が起きているのか よくわからない
おじさんは 案内をする。
開かずのバリケードが開いていく
“?????”
まるで モーゼの十戒のシーンのように

折角の朝事 ここが一番いい場所だから
どうぞと
ついでに 首に掛けてるのは タスキで無く 僧侶の輪袈裟(わげさ)のように かけてくださいねと

外陣
内陣
内々陣
の場所に分けられている

朝事 内陣は 天台宗の方々が御参りをされている
外陣の一番いい場所
つまり 朝時が 観れる場所だった

読経の中 龍の幕が 上がり

厨子の扉が開かれる
善光寺の本尊が 現れたときに
空気感が 変わる

おじさんが 指定した一点は 
本尊と 一直線繋がる点だった。

次に 前立本尊の厨子の扉が開かれる
その瞬間 堂内がざわつく…

皆さん その為に 来たのだから….

忙しなく動き回る別のおじさんが 声を掛けてくる。
そう 警備の服装のおじさん
なんやら 呟いている。
一番いい場所を案内するから 付いて来なさいと
“…….,”

ついて行くと 前立本尊と 回向柱と
結ばれた 金糸が輝く一点だった。
“朝事の間 内陣に入って 動けないなか拝むより 自由に動ける外陣で 自由に
参拝を …
その中で 一番良いのが ここ
ほら 糸が輝いてるでしょ”

次に こちらへと 案内されたのは
目の前を 浄土宗の導師様が通るから
ここで 参りなさいと…

数分後
小さな小さな 導師様が目の前を
ニコニコと 通って行かれた
朝時の内々陣では とても大きく観えて
いたのに…

警備のおじさんは 色々と説明をしてくれる。
そして 呟く
“善光寺 ご開帳って何ですか?”って
質問される事が 一番多いと

“ご開帳って どこ?”って 言われるとも

“……..”

おじさんと 話していたら 僧侶が来て
内陣へと
案内された

そして 祈祷を受ける 内々陣へ

ここは 普通には入れてくれない
御祈祷などを お願いすると招かれる

読経が始まり
丁寧に 祈祷をしていただける
自分の名前が 呼ばれると なんだか
ゾクゾクしていた
祈祷が 終わると

え? 前立本尊へ
目の前で 拝めるの????

数分後 目の前には 前立本尊がいらっしゃる。
手を伸ばすと 届きそうなくらい…
ゆっくり ゆったり参らせていただく

なんか 空気感が変わる…

え?

なんだか 呼ばれたな… やっぱり 

その後 戒壇巡り
足元に灯りがあるから…

闇の中の光は 視えなかった

門前に 立つと 会釈をする人がいる

さっきの 警備員さんとの話を後で聞いていたお姉さんだった。
移動すると 付いて歩いて来られた

いい場所で 拝む事が出来たんだな…

不思議な不思議な 善光寺 ご開帳
そう この日が 結願日だった


平安な暮らしをする縄文人

後に 凄い事がわかり ゾクゾクする。

秘仏とされる 厨子の中に居られる
本尊は

なんと なんと
竜宮城から持ち帰った

閻浮檀金
(えんぶだごん)


から 出来ているとの事

浦島太郎な浮世雲

やっぱり 呼ばれたな…..

“内陣等のお写真は 善光寺HPよりお借りしました。”


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