水の中に居る 日常…
朝目覚めれて 呟いた
久しぶりに ウエットスーツに着替えて
漁場に出かけた
漁協のお知らせでは
この川が生まれ変わった
大鮎が釣れていると… 謳っている
大鮎が動き出したのか？
先般 漁場 五カ所廻って
一匹も 獲れなかった
宴の肴どころか 夕餉の肴が獲れないのである
籠っていた…
勿論 冷凍庫には まだまだ 鮎は
居るけれど…
久々に 川の中を歩く
鮎は 居ない
居る気配がしない
魚達は舞い 水の音は 心地よい
新しい漁場
全く魚の気配が無い
それにしても 良い空だ
水は冷たく
陽射しは 痛い
最後の漁場へ
全く 鮎は 居ない
打てども 打てども
シラハエばかり
水に 身体を 預け
暫く 空を 仰ぐ
スパルタリハビリ なんだから
四箇所周り
小さな小さな 天然遡上鮎 一匹
そんな日も 日常
自分の取説 仙人界 田園界編を眺め
俗世間編を 纏めて行こう
鮎漁師 浮世雲
ギランバレーに恋をして
スパルタリハビリ
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