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鮎漁師祭りの日 継ぐ…徒然に


朝目覚めれて 
今日は 鮎漁師の祭り日
堰堤の綱解禁日である

午前五時
川の水位と景色をライブカメラで観る
もしかしたら….打てるか?

バタバタバイクで川を見に….
いつもの川上には 鮎漁師達が居る

“打てるやん”
高水用の重たい投網を選び川に向かう

いつもの川上には 鮎漁師が居る…
それぞれの堰堤に
ここに しよう 誰も居ない

解禁は 午前八時
その雰囲気は…..

高水である
ただ
昨日までの濁りは無く

水が 美しい

膝上まで 踏ん張りながら
打っていく

うつくしきものなり

どれだけ 鮎を獲っても毎回
思う

上の堰堤に移動する

鮎中毒さんが ニコニコバイクで現れる

バイクには 鮎中毒と描いてある。
皆さん 御病気なのである。
どっぷり鮎に魅せられて….

昨年11月の末以来…
“お久しぶりですから 始まる”

バイクの話 鮎の話 網の目の話

上の堰堤 上手な爺さんが200くらい
獲っていたと…..

.......

上の堰堤へ

“この差は なんなんだ?”

ただ 鮎はとても 細かい….

目の前には 昨年解禁日一緒に
獲ってた お爺が座る。
魚市場に 鮎を出している鮎漁師である

“獲れたか?”
“それ(4.5分)では 獲れんぞ”

そう 綱目が合わないと 鮎は抜ける
のである。

“2.5分の綱”

お爺の網を観ると 惚れ惚れするくらい
美しい

“こんな 綱 誰も持って無いだろう”と

流石に 誰も持って居ない

目の前で 打ち方が始まる

とても 爺ちゃんとは 思えないくらい
子供のように はしゃいでる
そんな自然体を 切り取るのが
好きである

獲るは 獲るは
天然遡上の細かい鮎が 上がっている

市場に出荷するのに
腑を 抜いて行く

“ほろ苦くて 美味いんだけどな”と

ちなみに浮世雲は 腑は抜かない….

“ちょっと 家帰って来るから
この網で 打てよ”

そう 2.5分の網を 使っていいと....

お爺が 昼飯を持って戻って来るまで
鮎達と 戯れる事に....

一時間後...

獲れたか?
お陰様で....

そら 良かった 良かったな

“これやるから 持って行け”

手返しが早くなるから
タモを 使った方が良いと....

その道の神さま お手製の
御道具達が 集まって来る

“飯喰ってから また 来いよ”

早朝から スパルタリハビリは
もう 体力的に ギリギリだった。

戻って 鮎を仕分けして
昼飯を しっかり作り

気が付いたら 若鮎は 100匹超え...

自然の中での 自然体....

今宵の宴が 愉しみだ...,

さて 一休みして また 漁場へ
向かおう

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
鮎漁師祭りの日

続く

お爺は 元気だ

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