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ランチしに 行きませんか? せきがはら人間村生活美術館へ

歳の差はあれど 気の合う面々は
集う

“では 9:20分に御迎えにあがります”

ちっちゃな車
車内は 遠足気分…
ワイワイと 話はあっちこっちへ
飛びまくる

でも ちゃんと 纏まるから面白い

向かうは せきがはら人間村生活美術館
そう 少し前に 招かれた場所

“気楽に作品展観て 気楽にランチを”が
趣旨だ

新緑が 美しく
それぞれの緑が重なる

待ち合わせ 少し前に着いた
それぞれの スタンスで この景色を
切り取っている

それぞれ…
なんか やっている

“お久しぶりです”女史も登場

リーウーファンの関係項をくぐり
ツアーは 始まる

広い広い せきがはら
作品が 点在する

“作品は 作品でしかなく
そこに 人の営みがあるから
自然体だ”と 
前回 訪れたときに教えていただいた

建屋の中には 色々な作品が並ぶ

舟板のテーブルを観て
“チキリだ….”

チキリ

話は 石垣島のサバニ造船所へと繋がる

ほんのちょっとした 好奇心が
あとあと 繋がるのが面白い

歩きながら
木々と 語り
物語を 聞かせてもらう

蔵である
展示してある 作品達の埃を祓い
呼吸を整える….

予約訪問の時にしか
扉は 開かれない….

扉の前の一点に立つ
杉の香りに 包まれる

“ここでずっと 呼吸していたい”と 何度も呟く

箱根強羅の美術館では

“ここに住みたい ここに住みたい”を
繰り返していた。

玉虫を手に… 美しいと

森の中で育った 縄文人の女史は
嬉しそう

自然体

似たものは寄り
逢うべきひとは 逢うんだなと

紫陽花の咲く頃…

リーウーファンの応答を前に
女史が呟く

私を訪ねてここに来られた ひとが
此処に立ち

“この延長線上に 伊吹山が 観えると”

浮世雲は 呟く
此処の 真北は 森の文化博物館のある春日だと…

話は尽きない

太古 昔から この地は
人が集う場であったのだろう..,

その一点を 皆は歩く
それぞれの 今を背負っている

紫陽花の色の話で盛り上がる女史達

なんだか急に 騒がしい
キャッキャと喜ぶ女史

“蛇いるよ 蛇”

小さな小さな蛇…
縄文人 女史には日常である

ランチを 食べに未来食堂へ

気儘なランチ会…
いつしか七名になり
未来の話をする場に…

皆で写真撮りましょか
浮世雲は フォトグラファー
皆さん 良い景色に….

“プロフィール用の写真撮ってくださいよ”
壁に掛かる彼の作品の前で 撮影を…

気にいって いただけたようで
直ぐに SNSのプロフィール画像は
変わっていた。

女史は 呟く
“浮世雲さん アー写(アーチスト写真)の
撮影も されたら?”

それもいい

関係項を 眺め
せきがはら人間村生活美術館を後にする

突然 女史が叫ぶ 

これこれ….

”父が設計致しました…“と

へー…,,,

美味しい珈琲をご馳走様になり
送って行く

逢うべきして 逢った気の合う面々
ズケズケストレートなのが 心地よい

“で 次はいつにしますか?”

皆が呟く

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
ランチ行きませんか?

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