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桑名で蛤を食べる そんな旅の始まりを徒然に

“では 現地18:30集合にて….”

言葉遊びが 粋な紳士からのお招き
“非日常 スパルタリハビリ”と称して
あちこちに 出向く機会を与えてくれる。

今回のミッションは 

“三重 四日市で鱈腹 牡蠣を食べよう”

言葉遊びの 含みを あれこれ
考えるのが 愉しい..,
“良かったら 帰りは 名古屋まで
乗せて 行きますよ”

真夜中に都会経由で 戻っても
田舎に戻る 足が無いのである。

“せっかくだから 泊まって ゆっくりするか”

普段は 旅の通過点でしかない街に
宿を 取った。

せっかくだから 自転車も積んで…

三重県 桑名市
鮎の漁場から 50キロ川を下った河口近くである

昼 蛤に
夜は 牡蠣
鮎三昧の毎日だったから…良いかなと

そんな港沿いに 気楽に
蛤を 食べれる はまぐりプラザに….

定食を 頼むと
目の前のコンロに はまぐり三つ
おばちゃんが 丁寧に 食べるタイミングを 教えてくれる

上手い具合に 次から次へと
口が開き 湯気が上がる

出汁ごと 白米にのせて 掻き込み
はまぐりは とても美味しい

隣にある はまぐりの老舗を覗く

ここに いつも 買いくるけど
今日は持ち帰れ無い
手土産に 佃煮を 買い求めると

おばちゃんは呟く
“何かの取材?”

何処かそんな気配が出ているのか
“こんなの描いてるよ”と…

この夏 ここから数キロ上流で
マシジミ漁に招かれたと話す

この後 大人の社会見学だと…
ワクワクしながら 店を後に
六華苑を 脇目に向かったのは

向かったのは 川越電力館テラ46

川越火力発電所の見学ツアーがあると

なんか 様子が おかしい…

“やって ないやん.....”

諦めて 四日市のコンビナート群へ
向かう…

非日常の景色にワクワクしながら
ちょろちょろ走ってると
大型トレーラーに 踏み潰されそうに
ドキドキしながら

Google先生に 車を停めれそうな
場所を聞く

“海釣り公園”があると

石炭って知ってる?

山のような 石炭の積み下ろし港の横に
あった。

地元の人達が チヌにアジを釣っている

石炭運搬のトラックが走り回る
道路には石炭の粉…

自転車で 走り回るには
広大過ぎる…

目の前の 非日常
まだまだ 何にも知らないなと

“何釣ってるの?”

その答えは 海から直ぐにやって来た

渡り蟹である

昨日は 1日居たけど 一匹も
釣れず
今日は 爆釣だと..,
餌は 秋刀魚が良いけど高いから イワシだと…

エイが 掛かると 竿を持って行かれると…

色々教えてくれる

非日常の景色に 包まれて
次の行きたい場所へ向かう
そんな旅は 始まった…

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
桑名で蛤を…

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