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リトリートをふりかえる 其の七

温泉の露天風呂でのんびり浸かってたら夕立が。中に入るお客を横目に、露わな百会に雨あられ。なんて気持ちのいいお盆でしょう。さて、さっそくふりかえりましょう。今日の話は気になっているひとの多い話かもしれません。

ピンときたものはなんでも、まずやってみるKちゃん。先見の明と行動力があって、過去には断食道場に滞在した経験があったり、コーヒーエネマやローフードもその名が広まるかなり前に手を出していたり。コロンハイドロセラピーも既に一度Mika Moonの元で体験済みでした。そんな彼女がリトリートに参加することに決めた理由とリトリートに参加する上で心配していたことをシェアしたいと思います。

セルフワークに専念するためにセルフケアを手放す

実はケイコ・フォレストと古くから親交があるKちゃん。リトリートに参加しなくても、正直コロンハイドロセラピーをしにハワイ島に来ることも、滞在先を確保することもきっとできる。でも、色々と経験があるからこそ、Kちゃんはここまでディープなデトックスをすることが、どれだけこころとからだに影響を与えるか、その可能性、その振り幅を想像した。

前回書いたように、クレンズ後にグッタリと深い眠りに入るボクのようなタイプもいれば、終わって割とすぐ動き出せる、なんならちょっと元気増しなゆうちゃんのようなタイプもいる。ハイになるひともいれば、ローにいくひともいるし、泣き出すひともいる。セルフワーク: こころとからだのデトックスに専念するためには、セルフケア: 自分のお世話を手放さないと、難しい。大断捨離の渦に飛び込んで、とことん大掃除するために、誰かが自分のケアを全力でちゃんとしてくれる、しかも、その誰かは自分がいま挑戦しているセルフワークを、その過程を経験したことがある。これは安心以外の何物でもありません。熟練のアルピニストが、熟練のシェルパを伴ってチョモランマに挑戦するように、身の回りのお世話を任せられるからこそ、安心できるからこそ、その変容のプロセスに歩みを進められる。Kちゃんはその点を大事に思って、個人で受けるのではなく、リトリートに参加することに決めたそうです。ありがたいし、背筋が伸びる。そういうリトリートでありたいとつくづく思います。

コロンハイドロセラピー×断食で痩せてしまうのがこわい

ボクたちがMika Moonと共にやっている腸内デトックス・リトリートでは、コロンハイドロセラピーを6日間毎日1回(計6回)、そのうちの5日間を断食というスケジュールで行なっています。リトリートで痩せたいひともいるように、リトリートで痩せてしまうのがこわいひともいます。なかなか痩せられないひともいれば、なかなか太れないひともいますよね。Kちゃんは後者。元々かなりスリムなので、痩せてしまうのがこわい、と参加を決めたあとも不安を口にしていました。

幸い、直前に6日間クレンズを受けたゆうちゃんが自然に痩せただけで、やつれることがなかったので、綺麗に透き通ってキラキラ輝いているゆうちゃんを見て、安心していました。いざクレンズがはじまっても、Kちゃんは痩せてしまわず、本人もホッとひと息。もちろん多少は痩せましたけど、健康な痩せ方でした。無事に断食も断念することなく、予定通りの行程を終えることができました。

いままでに何度か書いたことがありますが、断食の5日間は毎日5回、オーガニックりんごジュースでパウダーを割って飲みます。コロンハイドロセラピーでも大腸までしかお湯はとどきません。パウダーは20倍に膨れながら、宿便、寄生虫、重金属など、自分の力で排出できていない身体にとって不要なものを吸収して、大腸まで汚れを運んでくれます。このパウダーとりんごジュースのおかげか、空腹感はさほどありません。

空腹感がないからと言って、みんなが痩せないわけではないのは前回書いた通り。痩せる痩せないも、こういうひとは必ず痩せる痩せないという万能なセオリーはないように思います。ボクのように元々肉づきがよくて、痩せるひともいれば、Kちゃんのように元々スリムだけど、そんなに痩せてしまわないひともいます。ただ、比較的細いひとのほうが、痩せてしまいやすいようです。ただ、痩せていても、ちゃんと栄養が足りていて、内臓も元気な方は極端な痩せ方はしない、ということかもしれません。

以上、今日はリトリートの利点であるセルフケアを手放すことでセルフワークに専念できる話、そして、クレンズと断食での痩せる痩せない、の話でした。

次はどんな話をシェアしましょうね。おたのしみに。


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