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進路選択の略歴〜これから書くことを書きました①

みなさま、こんにちは。なるきです。

今回は、経歴というには甚だしいですが、自分がこれまでにしてきた進路選択について簡単に振り返ってみます。
メインの目的は「自分の人生を俯瞰すること」&「これから書いていく記事の内容を具体化する」とほぼ自分のためになっているのですが、ご了承ください。

自己紹介記事はこちら。


中3:高校受験

自慢でないが、わたしは小中と勉強ができるほうだった。
むしろ「勉強ができる」以外に長所がなかった。
(勉強ができる=頭がいい、は成り立たないことは後日書きたい内容です)

そういう子は、自然と「地域でいちばん偏差値の高い進学校」を目指すと思う。
将来何になりたいわけでもなく、とりあえず「勉強ができるから」という理由で高校を決めた。中学でトップ1,2なんだから、市でいちばんの高校に行くのが当然でしょ?というなんとも鼻につく理由だ。

高校受験ならまだこれで許されるとは思う。
しかし、普通科の進学校に行かない同級生はこの時点で既に、
・工業科
・商業科
・看護系
などいわゆる「学科選択」をしていたのであった。

そんな中、何も考えずに【とりあえず偏差値がいちばん高い高校】を志望したわたし。この時点で大きな差がついていた。
これはこの記事を書いていて感じたこと。ずっと小中同級生のインスタを見て感じていた劣等感は、結婚出産を先越されたからではなかったんだなと記事を書きながら気がつく。

それは一旦置いておいて、中学での成績はThe・井の中の蛙だったことはさておき、無事に受験は合格。特に夢も目標もないまま、(自称)進学校に入学した。

高1:文理選択

高校に入ってからは、部活動に精を出し(実際は惰性で続けていたが)、普通の高校生活を送っていた。友達は少なかったけど。

高校入学から半年、最初の大きな人生選択がやってきた。
文理選択だ。
人生の大きな決断を、浮かれた高校一年生にぶん投げてくるのはなかなか酷だと今も思う。

最初は、漫画が好きだからという理由で将来は出版関係に関われたら楽しそうだと文系に進もうとしていた。
しかし、私は理系を選んだ。
「直前の数学のテストで高得点を取れた」「唯一の仲の良かった友人が理系だって言っていたから」という、しょうもない理由で、である。
この選択はある意味間違ってはいなかったとは思うが、本当になにも考えていなかった。本当に何考えてるんだ、私。(何も考えていない)

このときから、特に目標もなくそのときの感覚で人生を選択していた。
しかし、このとき文字通り人生を変える出会いがあったのである。
これがきっかけで、私は志望校・志望学部を決めた。
この話はこれから書くトピック記事で深掘りさせていただきたい。

高3:大学受験①

理系選択し、ある出会いによって志望学部を決めたわたし。
オープンキャンパスも複数参加し、キャンパスライフに思いを馳せた中、問題なのは学力である。
志望大学はいわゆる難関大学。私の高校では、「(私の志望大学)を目指しましょう!」と声高々に言われていたのでみんな先ずはそこを目指すが、失敗を恐れてだんだんランクを下げていく。そんな大学を目指していた。

当然私の学力は足りていない。模試は常にE判定。Dなんて取れたら大盛り上がりだ。(ちなみにDは合格率35%以下、Eは合格率20%以下。よく喜べたなオイ)
それでも私は諦めない。「この大学いけないと夢は叶わないんだ!絶対行くんだ!」と声高々に宣言しまくる毎日。有言実行を目指す日々。
しかし結果は不合格。当然の結果ではあるかショックは大きかった。
それでも私は諦めない。「私立4年間通うより、1年頑張って国立言った方が総合的に安い」と親に土下座した。

ある意味地獄、ある意味人生でいちばん充実していた浪人時代のスタートだ。


浪人:大学受験②

浪人生の朝は早い。
まだ日も登らない3時に起きて、1日の計画を立てる。
計画ノートは予定と実績を書き、進捗管理を徹底する。
そこからはひたすら朝ご飯の時間まで勉強。ご飯を食べたら予備校に向かう。1コマ目まで予習復習を繰り返し、講義に臨む。
放課後は夕食に間に合う時間まで自習室へ。帰宅後夕食をとり風呂を済ませ、21時には就寝。6時間睡眠をしっかりとり振り出しへもどる。

大好きな漫画も我慢した。ツイッターのアカウントは消した。
上の生活に落ち着いたのも、夜は友達からのLINEを楽しんでしまうからだ。流石に早朝にLINEをしてくる同級生はいなかった。浪人時代は予備校の寮に入っていた。同じ志をもつ寮生と過ごす食事の時間は唯一の心の癒しだった。

「大学合格」という唯一無二の目標のため、自分に足りない力をつけるため日々課題をこなす。成果は点数として返ってくる。なんて楽しいんだ!計画を立て、こなしていき、成績が上がっていく日々は確かに充実していた。

しかしこのときの私は、勉強はしていたけどある意味「何も考えていなかった」に等しい。夢のキャンパスライフのため、行きたい大学にいくことだけを考えて、その先自分がどうしていきたいかを全く考えられていなかったのだ。

ただ、「自分の適正をもっと考えて進路選択しろ」なんて、まだ大学の学問に触れていない自分に言うには荷が重い気もする。だってこの時は、自分が志望学部の学問が苦手分野だとは気がつけていなかったのだ。

このときは、自分はなんだってできると思っていたんだから。

この後無事志望校に(AO入試で)合格し、ついに夢のキャンパスライフ、もとい後悔の選択に進んでいくこととなる。

小休憩&誓い

想定よりもだいぶ長くなったので、記事を2回に分けることにしました。
次の記事では大学時代〜就活までの流れを紹介予定です。
ここまでで言いたいことは、以下の通りです。

  • 目標を持つことは大事

  • しかし、その目標が自分の特性と合っているかを理解しないとあとあとしんどい

  • 人生の選択のときは、自分の将来のありたい姿を想像し、そのための選択をすることを心に留めておく

もし人生をやり直せるなら、もっといい選択ができるのかな。
でも人生は一度きりしかない。これからは、自分の経験を無駄にしないように、なりたい自分に向かって選択を重ねていくと心に誓う。


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