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イギリスNGOでボランティアをしています

こんにちは、イギリスの田舎町に留学しているあつです。

実は、3月初めからイギリスベースのNGOであるオックスファム(Oxfam)のローカルショップでボランティアを始めました
留学当初からオックスファムでボランティアをすることには関心があり、ただノンネイティブでできるのかなと不安だったので、応募することを躊躇していました。

ですがロンドンにいる日本人の友達と会った時、「私もやってるしとりあえず応募してみれば?」と言われその一言で思い立って応募し、見事合格。すんなりと面接の数日後からボランティアを開始する流れになりました。

(本記事の写真元:Secondhand kaufen & spenden in Düsseldorf-Friedrichstadt - Oxfam Shop

1.オックスファムとは?

オックスファム・インターナショナル(Oxfam International)は20の組織から編成される、貧困不正を根絶するための持続的な支援・活動を90カ国以上で展開している団体である。第二次世界大戦下の1942年、英国のクエーカー教徒、社会活動家、オックスフォード大学の教育関係者が中心となり、「オックスフォード飢餓救済委員会(Oxford Committee for Famine Relief)」を立ち上げたことから始まる。

オックスファム - Wikipedia

スローガンとして、"We won't live with poverty(私たちは貧困と共に生活しない)"を掲げており、緑色を多用しています。

緑色は下記のウェブサイトだけでなく、店内やお店の外観にも取り入れられており、様々なところに見られます。
日本のNGOには、ここまで色を意識したところはないのかなと思います。

Webページも緑を基調に作られています。

2.店内全般のことを任せられます

私は応募した時、Sales Assistantという仕事内容で応募しました。他にも寄付された本を選別したり、寄付された服を選別する仕事があったりと様々なものがありました。ですが僕は店内で接客をして、お客さんと話して交流してみたいという意志があったので、この仕事に応募しました。

主な仕事はレジ打ち、店内への陳列(服類、本、雑貨など店内にあるものほぼ全般)、お客さんの質問に答えるなどなどかなり多くの仕事があります。

上記の本の選別の仕事等は店内ではなく、店のバックヤードでやるものなのでお客さんと関わることはほとんどありません。そういう点もあり、今の仕事は非常に関わることが多く、もちろん英語でずっと話しているので非常にスピーキングスキルもつきます。

初めてちょうど2か月くらい経ちましたが、だんだん仕事にも慣れてきて、なぜか知りませんが最近になって仕事を多く任せられるようになりました。
また後輩指導なんかもやらせてくれるようになって、なかなか早いなと思いました笑
(僕がおそらく6回目くらいで、彼が初めてだったのでまあ納得できますが笑)

自分の働いているショップの写真がなかったので似ている所のものをネットから持ってきました。(https://www.bedfordindependent.co.uk/could-you-volunteer-at-oxfam-bedford-to-help-fill-pandemic-vacancies/)

※ちなみにオックスファムはイギリスベースのNGOですが、このような寄付された本や服、雑貨などを売っているショップはイギリス国内だけでなく、ヨーロッパ各国にあります(僕もドイツを旅行しているときに見かけました)。

すごく値段が安く服や雑貨などを買えて、かつ世界のためになることができるのでぜひヨーロッパを旅行する方は荷物を減らして旅行に来てもらい、現地で服などを安価な価格で調達してみてはどうでしょうか?(回し者ですね、はい。オックスファムでは働いてますから笑)

3.ボランティアしていて楽しいこと

やはり一番楽しいのは、お客さんや他のボランティアの人たちと話すことですね。

イギリス人ではないので、たまに「どこ出身?」とか「イギリスでは何しているの?」と聞かれることがあります。そこから話が弾み、スタッフとお客さんの垣根を越えて話せるのがすごく面白い時があります。

普段大学にいると話すのは同世代の学生か教授に限られてくるので、それ以外の人と色々なことを話せるのはすごく面白いです。

また、オックスファムでボランティアしているのは自分のような地元の大学生(自分の大学は国際色豊かなので、ここでボランティアしている同世代もアジア、インド系、ヨーロッパ系と必然的に多様になります)だけでなく、リタイアしているマダムやおじいさん世代、高校生もいます(イギリスでは15歳以上だとボランティアすることが可能です)。そのため色々な世代、国籍の人がボランティアしているので、非常に話すのが楽しいです。

特にイギリス人が多いボランティアの日は、彼らが話すスラングだったり、紅茶のお話を聞いたりするのがすごく個人的には興味深いです(かなり紅茶好きの人が多いので、たまにその人が好きなのを聞いて自分でスーパーで買って試したりしています)。

ボランティアを始めて本当に良かったなと思います(https://www.thirdsector.com.au/oxfam-uk-to-lay-off-staff-following-sexual-misconduct/)


6月中旬に帰国予定なので、あと2か月くらいしかできませんが、残りの期間でボランティアの日程を増やしたりなんかして、より楽しみながら世界の貧困に少しでも寄与できるように活動したいと思います。

ではこの辺で今回は失礼しますー!また次回の記事で!!
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