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所有者不明土地管理命令申立で土地を購入した話|流れ・実例・方法
隣の土地が所有者不明で荒れ放題。できれば買い取りたいけど、弁護士に頼むと費用だけで100万円はかかりそう…。
これは、2023年4月から始まった「所有者不明土地管理命令制度」を利用して、土地のことなどド素人の筆者が、ひとりで所有者不明土地の所有権移転までを行った実際の話です。
ふわっと話の全体像次の5つに大きく分けて説明したいと思います。
1. そもそもどういう土地なのか
2. 裁判所への所有
地番を調べる方法|登記を取りに法務局に行く前に「MAPPLE法務局地図ビューア」
上記の記事で、次のとおり説明しました。
所有者は誰なのか?
その土地を管轄する法務局に行くと、誰でも手数料(一部600円)を払えば、その土地の「登記事項証明書(全部事項証明書)」を取ることができ、そこから現在の所有者の名前や住所を知ることができます。
記事のとおり登記事項証明書は誰でも取得できますが、取得する地番がわからなければ取得できません(うっかりしていました)。
そこで、地番を知る方法
所有者不明土地管理命令申立の弁護士費用|相場・妥当性・判断材料
最近、私の記事を紹介してくれているXのポストを発見しました。
弁護士の方に見てもらっていると思うと嬉しいような恥ずかしいようなですね。
また、このポストに添付されているURL先には、所有者不明土地管理命令制度のことが弁護士の視点から詳しく書かれており、まとめられていて、非常に参考になります(申請前に知りたかった!)。
さて、所有者不明土地管理命令申立は弁護士に依頼することができますが、いった