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自分を中心に世界は回っている


自分を中心に世界は回っていない、という言葉があるが、あれは嘘だと思う。
「自分を中心に世界は回っている」のだ。
なぜなら、自分の価値観で世界を見て、自分の普通で世界を判断し、自分と似た人が周りに集まるから。
つまり、自分主体で世の中の見え方が決まるのだ。

ということは、自分の価値観、普通、考え方、生き方によって今見えている世界が決まり、実は他の人には違う世界が見えているのだ。
同じように見えて、見え方が違う、などと、なんとなく聞いたことはあったが、実感したことはなかった。

例えば、いつもセブンイレブンでコーヒーを買っている人は、100円ほどが普通だ。
マックでコーヒーを飲んでいる人は、セブンイレブンで買う値段で、硬い椅子に座って飲むのが普通だ。(最近マックに行っていないので、以前の印象だが)
いつもスタバでコーヒーを飲んでいる人は、ラテや、フラペチーノが普通だ。
ラグジュアリーホテルでコーヒーを飲んでいる人は、無料でお代わりができるのが普通だ。(コーヒーの種類にもよると思うが)

つまり、コーヒー一杯をとってみても、見えている世界は違う。

そして最近海外についての情報を収集しているのだけど、スーツケース一つとってみても、荷物を多く持っていこうと思う人と、少ない人とでは必要な情報が違う。
さらに、LCCに乗る人と、JAL、ANAなどのエコノミーに乗る人、ビジネスクラスに乗る人とでも、必要な情報が違う。
宿泊先も同じだ。

つまり、海外旅行でもかなり見えている世界が違うので、必要な情報が違うのだ。

ただ、人は自分を基準に物事を考えてしまう。知らない世界のことは想像ができない。
これを「視野が狭い」と言い、違う世界のことを知っている人は、視野が広いのだろう。
いろんなことを知っている方が、ビジネスや発信には役立つ。
人が知らないことを知っているから。

そのためには、「逆張りの人生」が役立つ。
以前こんな記事を書いた。


人と同じことをしていても、視野はなかなか広がらないし、人と同じ情報しか得られない。
人と違うことをするから、知らない世界を見ることができる。
一度限りの人生ならば、知らない世界をたくさん知りたい、と思う気持ちは日に日に強くなっていく。
そして、一つのことに興味を持つと毎日毎日そのことについて調べている自分がいる。
そして、楽しい。

「どうしたらそんなに熱中できることを見つけることができるのですか」と思う人もいるかもしれない。

私は、二つの方法があると思っている。

1つは
「死ぬまでにやっておかないと、後悔することリスト」の作成。
死ぬ間際に、やっていなかったら絶対に後悔するということは誰にでもあると思う。
それを、書き出して、できる限り早く実現することだ。

そのためにだったら、人は夢中になれる。
だっていつ死ぬのかは、誰にもわからないのだから。
もしかすると、その後悔しそうなことをやるために生まれてきたのかもしれない、と思うから。

もう1つは、
「断捨離して、ものを減らし、ゆったりとした時間をとること」
だ。

これは私がまさにコロナ禍で行ったことだった。
すると、だんだん自分の中から無駄なものが削ぎ落とされ、本当に大事なものは何かが見えてくる。
そして、その中に残ったものが自分が絶対に夢中になれるものだった。

割と誰にでもできることだと思う。
忙しすぎる日々を送っている人は、どんどんやりたくないことからやめていけばいい。
私も専門学校、大学の仕事を辞めたし、もう一つ辞める予定だ。

「そんなに辞めて大丈夫?」

と思われるかもしれないが、辞めた方が自分が好きな仕事に専念できるので結果的にその方が
収支が良くなっているくらいだ。これは不思議なんだけど。

ギリギリまで頑張る。
無理してでもやる。

それは、多分これからはうまくいかないパターンのように感じる。
少しの余裕を持っていた方が、そして自分が関心があり、好きなことをしている方がずっと良い方向に回っていく。
余裕は持つものではなく、作るもの。
余裕は作れる。
その余裕でパツパツだった空気が、流れ始めて良い方向にいく感じがする。
そして何より、頑張っていた時よりも、不安がないし悩みがない。
これは、どんな現象なんだ、と自分でも思うが、そんな流れなのだと思って、小さなことにも感謝する日々が続いている。

本当に、本当にありがたい。


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