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パリのロックダウン明け、会社のノマド宣言

引きこもり続けて60日目を迎えました。
今日も外はお天気が良いです。
数日前に、会社の重大発表がありました。

「危機後のパラダイム変化を利用して、リモートワークをしながらワークライフバランスを大事にしていこう」という今後の方針が、発表されたのです。
パリ郊外の製造業で働いているのですが、コロナが終息した後も、引き続きリモートワークを主とした働き方をすすめていく、という宣言でした。
目指すは平均出社日数、週に1.5日!
それ以外の日は在宅でリモートワーク!!
より軽快な会社組織への改革を目指す、そうです。
今までも、会社としてはリモートワークは推奨していましたが、社外秘匿の問題などがあり、現場はあまり乗り気ではなかったんですよね。
それが、この二ヶ月間、多くの社員がリモートワークを行い、問題なく続けられるという手応えを感じ、このままいけると判断したようです。

現在の私の仕事の状況ですが、ロックダウン初日からずっとリモートワーク。
会社は稼働率を下げているので、たまにパソコンを立ち上げて働く週があったり、自宅待機になったりを繰り返しています。
稼働率を下げると、その分、政府の補助金が出るので、会社にとっても悪くない話なのでしょう。
休業中の会社員の給与は100%補償されるのですが、内訳としては、8割は国から、2割が会社負担です。
国としては外を出歩く人を減らせて、会社には補助金がでるという。

仕事道具に関しては、会社のパソコンは以前からノート型、それに繋ぐマルチディスプレイ用のモニタを使っていました。
ロックダウンになる直前に、モニタを会社から家に持ってきていたので、現在の自宅でのデスク環境は職場と変わらずです。

このロックダウン中、リモートワークの快適さを満喫していたので、もう毎日会社に行く生活は想像できないなー、もし本当にこの生活続けたかったらIT系に転職かしらー?(スキルないけど)と思っていたところでした。
まさか、それが転職せずに叶うとは!
IT企業ならまだしも、製造業の会社でこのような決断になるとは、想像していなかったので、本当に本当に驚きです!

思い返せば、うちの会社の本社機能は今までも転々と移動していたし、契約社員の割合も高く、大きな事業所でも賃貸。
以前勤めていた会社と比べて、なんか軽いなぁ、と思っていたけれど、それが狙いだっとは…!
これは一言でいうと、固定費削減ということになりますねー。
ロックダウン中の在宅時間で断捨離をしている人も多かったと思いますが、ついに会社も断捨離はじめたなぁ、という気分。

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