サイト改善03

Webサイトの改善について自分の頭の中を整理してみました

Webサイトの改善について自分の頭の中を整理してみました。抜け漏れはまだまだある気もしますが、とりあえず、一度整理することが大事かなと。

お問い合わせを増やすための施策を整理してみた全体像が以下です。

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お問い合わせを増やす

最終的なゴールをお問い合わせを増やすにした場合、対策としては「セッションを増やす」「CVRを改善する」のどちらか、もしくは両方やる必要があります。野球で例えるならヒットの本数を増やすなら「打席数を増やす」か「打率を上げるか」というのと同じです。

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CVRとは、Conversion Rate(コンバージョンレート)の略で、Webサイトに発生したアクセスのどれだけがサイトの成果=コンバージョン(商品の購入や申込み)を達成したかの割合を表す指標です。「CVR(コンバージョン率)=コンバージョン数 / 訪問数(セッション数)」で求めるのが一般的です。例えば、1000件のセッションで10件のCVを獲得した場合はCVRは1%となります。 SEO HACKSさんより引用


セッションを増やす

セッションを増やすためにできることを大別すると「オフライン」と「オンライン」の2つに分けられます。Webサイトの改善だからネット上のオンラインだけというわけではなく、ポスティングしたりテレビCMなど、色々なメディアと連携することでセッションを増やすことが可能です。

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セッションを増やす(オフライン)

展示会・イベント
業界の展示会に参加したり、開業前に内覧会の実施。商圏で開催されているお祭りなどのイベントに協賛・参加する。チラシなどのクリエイティブを用意してQRで読み込みさせる、クーポンをつけて来店を促すなど。

交通広告
電車やバスなどに広告を掲載する。直接的なお問い合わせ増だけでなくブランディング要素も含まれる。商圏分析が大事になる。駅の看板や電柱の看板などもここに含める。PDCAが回るサイクルが遅いので長期的な戦略をもってクリエイティブを作ることが大切。

雑誌・書籍
全国紙だと費用が高くなる。地域誌も検討する。BtoCの業種には比較的効果があると実感してます。著書を出版する方法もありますが、費用(労力)対効果が良くないです。ブランディング目的としてであれば書籍制作はアリだと思います。

テレビ・ラジオ
書籍同様、全国規模だとは費用が高くなるので、ローカル局で十分だと思います。CMはブランディング目的ではありだと思います。中小企業やローカルの店舗のCMに即効性は、ほぼない印象。

ポスティング
最近は広告チラシを受け取ってもらえない高層マンションなども増えてきてしまっているのでリーチ範囲が思ったよりも狭いらしいです。配るチラシのクリエイティブの費用などを考えるとそこまで費用対効果が見込めないと思います。自分が担当しているお客様の場合、検討段階で費用がボトルネックになって実施しないことが多いです。
チラシとWebサイトではデザインで気を付ける部分がだいぶ違うのでクリエイティブを依頼する先は注意が必要。


セッションを増やす(オンライン)

Web広告
広告は種類が多くなってきているので選定が大事になってくる。かなり覚えることが多い。Web広告の概要や今までの流れなど全体感をつかむには下記図書がおすすめ。詳細なテクニックは載ってないのでテクニックを知りたい場合は別の図書やサイトをご確認くださいませ。

SNS運用
LINE、Facebook、Twitter、インスタグラムなどなどの運用からアクセスを稼ぎます。それぞれのユーザー層や戦略が様々あるので、ターゲットになるユーザー層を見極めてコンテンツを配信していくことが大事。

他社メディア掲載
他社が運営しているポータルサイトへ登録するなどを実施します。無料で掲載できるサイトは意外に多かったりするので、探してみるとよいと思います。大幅なアクセス増は望めませんが、ないよりはマシです。
BtoCの業種の場合はGoogleマイビジネスの登録は必須です。SEOの施策にも影響してきます。

自社メディア作成・運用
余裕があれば自社でメディアを運用して様々なキーワードでアクセスを稼いでいくことも可能です。noteのようなサービスを活用してブログを運用していく方法もあります。コンテンツ内容の質が問われてきます。運用コストがかなりかかります。

SEO施策
SEOの施策については下記参照。いろいろやることたくさんあります。


CVRを改善する

CVRを改善するためには3つの施策を基本にしてます。中身を見直すコンテンツの改善・見た目(操作性)を見直すユーザビリティの改善・お問い合わせのページの離脱を改善するEFO(エントリーフォームオプティマイゼーション)の3つです。ツールの追加も場合によっては検討します。

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コンテンツの見直し
・文章の適合性:流入キーワードに対して適切な内容になっているか
・コピーの訴求性
・文章のボリューム

ユーザビリティの改善
・お問い合わせボタンの配置
・お問い合わせボタンの視認性、可読性
・見出し、コピーの視認性
・ページ遷移しやすいナビ、バナーの配置
・ナビやボタンのラベリング

上記のコンテンツの見直し、ユーザビリティの改善は全体、ランディングページそれぞれの直帰率、滞在時間を見て修正すべきページを選定します。基本的に3クリック以内にお問い合わせページにたどり着いてほしいのでページ遷移も確認して途中で離脱が多いページがあれば改善対象とします。

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EFO(エントリーフォーム最適化)
EFOに関しては下記を実施していきます。
・入力項目の精査(できるだけ少なく)
・入力補助(自動でフリガナや住所が入る)
・心理的ハードルを下げる(お問い合わせではなく資料請求にする)
・ほかのページに遷移しないようにする

追加ツールの検討
最近だとチャットボット、インタラクティブ動画などあるので、お問い合わせに誘導するようなツールがあれば検討する。


さいごに

いつも自分がしているWeb改善施策をざっくりと整理してみました。各項目ごとに深堀していくだけでのnoteのネタになりそう。順次まとめていこうかなと思います。順次まとめた記事は下記に追加していきます。


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