おいしくて大好きなフェアトレードチョコの話。ぜひ食べてみてほしいチョコ5選！

こんにちは。フェアトレードnoteです。

バレンタインの季節が、今年もまたやってきましたね。
みなさん、チョコはお好きですか？
わたしは大好きです。

子ども時代のバースデーケーキの定番は、コージーコーナーのチョコレートケーキ。大好きなお菓子はコアラのマーチ（と、カール）。大人になってからは、仕事のほっと一息タイムとか、ちょっといいチョコを贅沢タイムにとか、そんな場面で愉しむことも増えたりして。一口でほろっとしあわせな気持ちにしてくれるところは、昔から変わらないのかもしれません。

チョコレートは、フェアトレードの超メジャーアイテム。チョコレートをきっかけにフェアトレードを知ったり、フェアトレードチョコなら食べたことあるよって方も、いらっしゃるかもしれません。

ひと昔前までは、フェアトレードは誰かのためにはなるけれど高くてあんましおいしくないイメージもあったかもしれないのだけど、今は全然そんなことなくて、おいしいチョコがひしめきあっております。

そこで、10年以上フェアトレードチョコの世界にどっぷりと浸かっているわたくしがぜひ！とおすすめしたいおいしいチョコを、今日は紹介してみたいと思います。超個人的な好みに基づくご紹介でございます。フェアトレードチョコ気になってる方の参考になれば、これ幸いです:)

VANILLABEANS
バニラビーンズ

もう大好き。ほんとにおいしいの。
こちらの「ショーコラ」をぜひ一度、食してみていただきたいのです。

サクサクしっとりのクッキー。サンドされた分厚いとろける生チョコレート。そのハーモニーたるや...口の中でおいしさの協奏曲が鳴り響くようです。何度リピートしたことかわかりません。何度でも食べたくなるおいしさ。

楽天のランキングに入っていたり広く人気のあるチョコだと思うのだけど、フェアトレードってことはそんなに知られていないのかも？な気がしてます。

店主の八木さんはパティシエをする中でカカオ農園の豊かではない現状を知って、2007年からフェアトレードチョコレートを導入されたそう。

「チョコレートで世界を幸せにする」

その想いを、チョコレートの原料をフェアトレードで仕入れることに留まらず、ガーナに学校を建てたりだとかさまざまな形で実現されているところにすごく本気を感じるし、おいしさで勝負されているところもかっこいいなあって思います。

まあとにかく、食べてみてほしい。
ほんと、おいしいから！

・VANILLABEANS ブランドサイト
・VANILLABEANS 公式オンラインショップ

CHOCOLATIER PALET D'OR
ショコラティエ パレ ド オール

板チョコ。おしゃれに言うと、タブレットショコラ。それがこんなにおいしいってこと、わたしはこちらのチョコで知りました。

初めて食したとき、ほんとうにびっくりしたのです。口どけがものすっごくなめらかで（板チョコなのに！）、カカオの香りとか、ほろ苦さや甘さが口いっぱいに広がって、こんなにおいしい板チョコってあるんだ...！と衝撃でした。全然ちがうの。板チョコの概念がくつがえるの。また食べたいって何度も思う、スペシャルなチョコでございます。

カカオ豆の産地やビターさなどで種類がたくさんあり全部食べ比べたわけではないのだけど、「レッセンス デュ カカオ グランクヴァ 51％ビター」がすごく好きだった〜。こちらのチョコはですね、

ショコラティエ 三枝俊介が「これまでに出会った中で最高のカカオ」と称した、カリブ海の南端に位置するトリニダード・トバゴにあるSan Juan Estate,GRAN COUVA Trinidad(グランクヴァ農園)のカカオ豆を使用。
（https://palet-dor.ocnk.net/product/110 より）

なのですって。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にご出演時にこのカカオの紹介をされていて、こういう話聞くとめっちゃ食べてみたくなり、食べてみたら、ものすっごくおいしかったのでございました。

さて、フェアトレードの補足を。
フェアトレードっていろんなタイプがありまして、こちらのブランドさんはいわゆる「認証マーク」がついていたり、「フェアトレードチョコです」と銘打って販売されているわけではないのですが、「フェアトレード的なチョコ」だとわたしは思ってます。

なぜかというと、ショコラティエの三枝さんは、おいしいカカオ豆を求めて実際にカカオの産地に足を運ばれて取引をされているんですよね。いわゆる「ダイレクトトレード（直接取引）」ってやつです。

ダイレクトトレード＝フェアトレードってわけでは必ずしもないのだけど、顔の見える関係で取引をされている場合は、かなり安心できると思います。さらに、こういった超高品質のカカオ豆をつくる農家さんたちは、ある程度投資のできる農家さんたちなわけで。買い叩かれたりしているわけではない、ということも言えるかなと。

国内外の有名ショコラティエが最高のカカオ豆を求めて産地を訪れることって結構あるのだけど、そういうケースでは買う側と売る側（つくる側）が対等なパートナーシップで取引をしていると思うので、「フェアトレード」と言える（少なくともアンフェアトレードではない）のではないかな、とわたくしは思ってます。

そんなわけで、フェアにトレードをされていて、スペシャルにおいしいチョコ。ちょっといいプレゼントや、ご褒美チョコにもおすすめです。ぜひぜひ、試してみて！

・ショコラティエ パレ ド オール 公式オンラインショップ
・ショコラティエ 三枝俊介さん

LANDGARTEN
ランドガルテン

ジンジャーチョコ好きなわたくし。こちらの「オーガニックジンジャーダークチョコレート」は別格に大好き！超オススメでございます。

ジャキっと肉厚な甘辛ジンジャーがほろ苦ビターなチョコレートにディップされていて、ジンジャーチョコ好きにはたまらないおいしさ。ジンジャーの肉厚感がいいんだよね。ジンジャー入りチョコじゃなくて、チョコディップジンジャーってところがまたね。よい。がっつりジンジャー。 体もぽかぽかするような気がする！

こちらはオーストリアのメーカーで、写真だと見えづらいのだけど「国際フェアトレード認証ラベル」付きのフェアトレードチョコとなっております。フェアトレードの一番メジャーな認証ラベルで、国際的な共通基準のもと、認証などの運用がしっかりと行われています。なので、これがついていたら安心して「フェアトレードチョコ」だ！と思っていただいて大丈夫です◎

このラベルは大きなメーカーさんの商品や、このチョコみたいに輸入品についていることも結構多いです。なので、スーパーやコンビニ、オーガニックショップや海外製品を扱うお店などで、見かけることもあるかもです。あと、大手カフェチェーンとかね。

ジンジャーチョコ好きは、ぜひぜひお試しあれ。

・LANDGARTEN 公式オンラインショップ
・国際フェアトレード認証ラベル

SLOW WATER CAFE
スローウォーターカフェ

わたくしが初めてファンになったフェアトレードチョコがこちらです。「サリナス村の板チョコレート」。名前だけでもうかわいい。カカオニブ入りが特に好き。

なんかねえ、とってもやさしい味がするのです。ほっこり、かわいい、あったかい。そんな言葉たちがぴったりの、なんだかほっとする、おいしくてかわいいチョコなのです。

南米・エクアドルのサリナス村にあるチョコレート工場で、カカオからチョコレートにしてパッケージングするまでをすべてやっているそうで。日本のフェアトレードブランドで、カカオをつくる国でそれをしているのはかなりめずらしいことなのです、実は。

代表の藤岡さんが、学生時代にサリナス村とそこに暮らす人々と出会ったのがスローウォーターカフェのはじまり。発注とかビジネスとかとはちがう、大切な友達と一緒に楽しい気持ちでつくっているチョコレート。そんな空気感が、味やパッケージや、織り成すすべてからふんわりと伝わってきて。それがまた、最高のスパイスになっている気がいたします。

愛の媚薬・アヒチョコレートとか、かわいい遊び心がちりばめられているところも好きだなぁ。サリナス村から届いたチョコ、ぜひ食してみてね:)

・SLOW WATER CAFE 公式オンラインショップ
・SLOW WATER CAFE ストーリー（ORGANIC STORY Website）

People Tree
ピープルツリー

言わずと知れたフェアトレード専門ブランド・ピープルツリー。フェアトレードチョコと言えばこれ！という方も多いかもしれません。

パッケージかわいいし、手に取りやすいサイズと価格、種類豊富で選ぶのも楽しくて。魅力はたくさんあるんだけども、やっぱり味もね、おいしいんだよね。そこ大事よね。

わたくしのイチ押しは、板チョコ・ビター と フィリングタイプ・ラムでございます。

ビターはですね、いろいろ食べてどれもおいしいのだけども、最後にやっぱりこれって戻ってくる感じ。良質なカカオの味と香りのよさを、心ゆくまで味わえます。

ラムは、わたし、ラムって基本あんまり好きじゃないんです。なのにこれだけはすごく美味しく食べれてびっくりしたその日から、ずっと好き。ラムのガナッシュクリームがチョコに包まれていて、口の中でとろけるマリアージュが最高なの。一粒一粒じっくりと味わいたい、大人のちょっと贅沢チョコでございます。

カカオもチョコレートももちろんフェアトレードでつくられていて、さらにチョコを買うことでカカオ農家さんをサポートできたりオリジナルグッズまでもらえちゃう｢カカオポイント」のプロジェクトをされていたり。そういうとこ、さすがだな〜って思います。

・People Tree 公式オンラインショップ
・People Tree カカオポイント

おわりに

さてさて、いかがでしたでしょうか。
ほかにもたーっくさんおいしかったり魅力的なフェアトレードチョコはあるのですが、今回は日本でゲットできる厳選5チョコを紹介してみました。

リアル店舗（直営店やセレクトショップ、雑貨屋さん、インテリアショップ、などなど）でフェアトレードチョコを見かける機会が最近では増えてきていて、うれしい限り。

お出かけは控えめに...な今日この頃ですが、各ブランドの公式オンラインショップはもちろん、百貨店のオンラインショップとか、楽天やAmazonなどで購入できるものも結構あるので、気になる方はなじみのお買い物場所で探してみてくださいませ:)

（ちなみに各ブランドのSNSによると、今年は巣ごもりライフも影響してかとってもよく売れているようなので、気になる方は早めチェックがよいかもです！）

そういえば（急に話は変わりますが）、ハリーポッターがディメンターに襲われた時、ルーピン先生が元気になるよって差し出してくれたのも、チョコレートだったような。なんかチョコレートって、体も心もあったかくなる、ちょっとパワーが湧いたり、癒されたり。そんな効果が、ほんとにあるような気がしますよね。

いろいろと大変なこと、悩ましいことも、たくさんあるけれど、おいしいチョコレートつまみながら、あったかく冬を過ごしてゆきましょう＾＾

さあさあ、わたしも注文しよーっと:)