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植木意志
2022年12月16日 21:47
小説を書く時、作中の舞台を予め決めてから書くことが多いのだけど、いざ執筆に入る前に、その話の舞台となる場所の映像をYouTubeで見る習慣がある。 一時間程度の街歩きの動画を見て、その地の雰囲気を画面越しに感じて、作品のインスピレーションを高めていく。 この作業を経ることで、登場人物がどんな町でどんなふうに生活しているのかを、立体的に捉えることができる。 曖昧でぼやけていた町のイメー
2022年11月21日 13:12
小説における電話のシーンが好きだ。 特にこれといった理由はないのだけど、多分、電話をするという行為がキャラクターに対してより生活感を賦与している気がするからだろうか。 ある種のリアリティが感じられるのだろう。 だから、小説を読んでいる時も自分が小説を書く時も、電話のシーンはなんかいいなあと思い、少しワクワクする。↓これまでにnoteに投稿した小説に出てきた、電話のシーンの例①別
2021年5月12日 18:32
『無人島に一つだけ持っていくとするなら、あなたは何を持っていきますか?』 誰もが一度はされたであろう有名な質問だ。 だがこの質問には、回答をするにあたって、あまりにも多くの問題点がある。だから僕は、これからこの問いに対する現実的な批判を試みたいと思う。 まず、質問自体がアバウト過ぎる。具体的な条件が何一つ明記されていないのだ。 どういう経緯で無人島に行くことになったのか?ど