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頑張れ、ノンデザイナー

デザイン会社を経営している訳ですが、自分自身はデザイナーではありません。いわゆるノンデザイナーです。これまでにデザインや美術の勉強を体系だって行った訳ではありません。(大学では国際関係論を専攻していました。)

ノンデザイナーであってもデザインに関してノータッチで良いわけではありません。自社のデザイナーが提案しているものが、お客様からお預かりした課題を解決するものになっているのかどうかを勘案できなければいけないはずです。

そうでなければ、社内においてもデザイナーと議論することができなくなります。デザイナーときちんと議論した上で実際の提案ができれば、お客様に納得していただく確率が高くなるはずです。

デザイナーの中には(もちろん、ノンデザイナーならなおさら)性急な人だっています。自らのアイディアやデザインが理解してもらえなかった時に、もういいやとばかりに、丁寧に説明して説得することを諦めてしまったりします。極端な場合には、

「ああ、じゃあ言われたとおりにやりますから😡😡😡。色はどうします??大きさは?フォントは?この写真どう処理しますか?」

なんていうことだってあり得ます。

こうなってしまうと、どこにも行き着く事ができなくなります。これでは、仕事になりません。

上は例にすぎませんが、似たような会話に陥った事もこれまでに何度かありました😔😔😔非はデザイナーさんだけあった訳ではなく、こちらもまだまだ、的確に自分がどうしたいと思っているのかを伝えることができていなかったはずです。(当時のデザイナーさん達、あの時はどこにも行き着くことができずになってしまってごめんなさい)

実は最近、あるお客様から相談をいただいたのです。今はまだお客様ではなく、満足いただくことでお客様になっていただければいけません。

そのご相談は言ってみれば、もうどうしていいかわからないというものでした。(海外では営業、流通、プロモーション、経営、etcとマルチで見なければならないので大変です)

”実は何年も同じやり方でやって来ているのですが、マンネリなのはわかっていてどうにかして新しい考え方を入れていきながらもっといいものにしていきたいんです。こちらからはディレクションは差し上げられないのですが、必要な情報はなんでも言ってください。プロの力で何が足りないのか、何を付け加えたらいいのか提案してもらえないですか?”

つまり、気に入ったら買います。(買うかもしれません)というものですね。ミーティングにはデザイナーも同席していましたが、おそらく何かインスピレーションを得るところまでは行かなかったと思います。

さて、ノンデザイナーさん。腕の見せどころですよ🤣🤣🤣

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