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重版の確率はどれぐらい?著者が自身でできることも/元大手出版社の営業が実体験から解説

重版の確率はどれぐらい?著者が自身でできることも/元大手出版社の営業が実体験から解説

著者と編集者がもっとも望むのは「重版」です。

重版の確率はどれぐらいで、重版をするために著者ができることはあるのか?

元大手出版社の営業が、実体験を踏まえて解説します。

重版の確率は出版社によって違います大手の出版社は一年間で数千冊の書籍を発行します。初版部数は少なくて4,000部ぐらいから、大物作家の文庫だと数十万部とかなり幅広いです。

初版部数を決めるのは出版社の営業部ですが「最適」な

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佐藤優の無料で聴けるオーディオブックのベストセラーをおすすめ順に(Amazon Audible)

佐藤優の無料で聴けるオーディオブックのベストセラーをおすすめ順に(Amazon Audible)

500冊以上の著作があり、すべてがベストセラーの「知の巨人」佐藤優さん。

2002年に鈴木宗男事件にからんで逮捕され、外務省を「失職」してから論壇に躍り出ました。

2005年に発売した「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」は、日本の出版史に残る一代ベストセラーです。

佐藤優さんの本は何度も読み頭に叩き込みたいものが多いので、「ながら聴き」できるAmazonのAudibleを活用しましょ

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渋野日向子「写真集」初版50万部で印税2億円がありえない理由

渋野日向子「写真集」初版50万部で印税2億円がありえない理由

全英女子オープンの2019年の覇者、渋野日向子さん。

仰天ニュースが飛び込んできました。

極小ビキニ写真集を発売するというのです。

報道によると、老舗出版社が初版部数50万、

ギャラ(印税)2億円で落札したというのです。

これは出版関係者からみると、

ありえない話なのです。

その理由を書いていきます。

収支構造がまったく成り立たないのです。

まず、初版で50万部つくったときの収支

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