見出し画像

【図読】『ファンベース』(佐藤 尚之著)

「図読」とは何か(造語)

●「図読」とは、ビジネス書を読んだ後の読書メモを、A4 1枚の図で作成することで、のちに本の要点をざっと思い出したいとき、図で読むことができるように再整理したものです(個人の造語)

●読書メモを、文章でメモするのではなく図で再整理し直すことで、雑多な情報が構造化されて分かりやすくなるとともに、印象・記憶に残りやすくなります。

●また、A4 1枚ですので、本を読んだ後、自分にとって重要で、印象に残った情報だけが厳選された形になります。

今回の図読本『ファンベース』(佐藤 尚之著)

●今回は、佐藤 尚之氏(さとなおさん)の
 ・『ファンベース ー 支持され、愛され、長く売れ続けるために』
 を図読しました。

●私は現在、ビジネス書を約1500冊保有していますが、この『ファンベース』という本が、私が持っているビジネス書の中で、最も感銘を受け、最も事業・仕事・業務に直結して役に立ったナンバーワンの本です。

●この本が出版された当時、私は格安スマホ(MVNO)の責任者をしていました。非常に競争が激しい携帯電話市場の中で生き残っていくために、大手通信キャリア3社のユーザーの方々に、どうやったら自分たちのブランドを選んでもらえるのか、好きになってもらえるのか、長く使い続けてもらえるのか、そして家族・友人に「これ良いよ!」勧めてもらえるのか、それを四六時中考え、悩み、もがいているときでした。

●そんな中、この『ファンベース』という、運命の本に出合いました。この本を読むことで、
・今の時代背景を踏まえて、ブランドの差別化として自分たちなりに考えてやってきた「ファンとの共創」でオンリーワンになるという考え方・方向性は間違っていなかったということ
・そして、その方向性を確固たるものにするためには、何が足りなくて、どういった工夫を付け加え、どういうことに注意すればよいかということ
・また「ファンベース」を進めていく中で、悩んだり、ネガティブな感情が生まれたりしたときには、「ファンベースを楽しむこと」そして「ファンベースをポジティブに捉えるための言葉」を思い出すことで、自分たちも楽しみながら、元気に前向きに色々な施策を進めること
が確認・実行できました。

●この本を読んだタイミングも、そのときの自身の課題意識と本の内容のマッチング度としても、珍しく両方ともバチーッと合致した本でした。つまり本のすみずみまですべて事業・仕事・業務に関係する、役に立つ内容が書かれてあったという本でした。

●まだ読んでおられない方は、高い本ではないですし、厚さも分厚くなく分かりやすく書かれてありますので、迷わず購入されることをお勧めします。

(後日追記)
●この本を読みながら、当時責任者を務めていた格安スマホ事業で「ファンベース」を実施していた私の奮闘の様子について、後に実際に取材いただき、何と『ファンベースなひとたち』という書籍に掲載いただくことができました!(祝)
●その意味でも、『ファンベース』は私の「人生を変えた一冊」と言っても過言ではありません私にとってはそのぐらいの大きな存在の本でした。

図読『ファンベース』【公開】

今回私が作成した、図読『ファンベース』は以下のような感じに仕上がりました。是非、実際の書籍と見比べながら、この図を眺めていただければ幸いです。

図読_『ファンベース』

以上です。



この記事が参加している募集

#読書感想文

187,854件

#人生を変えた一冊

7,928件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?