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読んでいて気持ちのいい文章を書くには・・・文章を書くな。音楽を書け。

Quoraを読んでいて、「どのようなヒントによってあなたの執筆が永遠に変わりましたか?」という質問・回答が印象深く、思わず保存しました。
noteでも、「思わずスラスラ読んでしまうような文章を書くには」というテーマってほぼ全員が興味あると思うので、一度ここに紹介します。


アメリカの作家:故ゲイリー・プロボストが残した名文。〜文章を書くな。音楽を書け〜

私が感銘を受けた記事を共有します。画像を見るだけで、思わず「ほぉ〜」となるかと思います。

どのようなヒントによってあなたの執筆が永遠に変わりましたか?に対する北原 俊史 (Toshifumi Kitahara)さんの回答 - Quora より

ただ、引用しておいておこがましいですが、正直私はこの翻訳には一部納得していないです。
芸術のような英文を苦労して日本語に訳したものなので、仕方ないとは思います。
なので、原文を共有します。
実際に音読して、その心地よさを体感してください!

以下、英語の原文です。

Samantha Kannan's answer to What one tip changed your writing forever? - Quora より

自分でもなんとなく意訳を書いてみました。

この文章は5つの単語でできています。
この文自体も5単語です。
5単語で成り立つ文は読みやすいですが、続けていけば単調になってしまいます。
音読して、どんなもんか確かめてください。
耳で聞いた時に抑揚が感じられず、退屈になってきます。
壊れたレコードのように、同じことを繰り返しているように聞こえるのです。
耳は、多様なバリエーションを求めています。

それでは聴いてください。
文章の長さに変化を加え、音楽を作ります。
音楽です。
文章が歌うんです。
心地よいリズムや、軽快さや、ハーモニーがあります。
短い文章を用います。
次に、少しだけ長い文章を重ねます。
そして時々、読者がついてこれると確信できたら、かなりの長さの文章を投下し・・・活力のみなぎり、加速的な勢い、ズンズン響くドラムロール、爆発するシンバルの衝撃・・・「よく聞け、重要な箇所だ」と文章の音に語らせます。

というわけで、短文・中文・長文のバランス良い組み合わせで執筆しましょう。
読者の耳に心地いい響きを心がけてください。
文章を書くな。音楽を書け!

音読した際に心地良いメロディーを心がけるっていうのは、たしかに良いと思います。
実際、声に出して文章を音読する人は少ないとは思いますが、
「文章を読む時に頭の中で音読する」って人は多いのではないでしょうか?私だけかな?
頭の中で音読した時、単調な文章よりもメロディーのある文章のほうがスッと入ってきます。

誤字脱字がなく、文法も完璧で統一感のある文章は「綺麗な文章」で、目指すべきものだと思います。
しかし、敢えて一部を崩した上でメロディーを優先させると「芸術的な文章」「思わず読ませる文章」「ビリビリくる文章」が書けるのではないでしょうか?

七五調を取り入れてみる

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