テレワークのサボり癖回避への道#2 「If-Thenルール」「タモリ式禁煙法」
前回はこちら
Quoraに興味深い記事発見
Quoraで見た、上記の回答が参考になりました。
「学校でタブレット端末を使えるのですが、つい授業中にネットサーフィンしてしまいます。どうすればいいでしょうか?」という質問に対する回答。スマホやPCでめちゃくちゃネットサーフィンしてる私にピッタリな質問でした。
テレワークのサボり癖に使えるように解釈・自分のルールを作成してみる
これ、素直に「爪を噛む癖を治したい」とか、「ダイエットしたい」とかには効果的だと思うんですよね。
ただ、私がサボってネットサーフィンやスマホに逃げるのは、ただひたすらに「仕事に打ち込むのが辛すぎるから」だったりするんです。
サボり中のネットサーフィンをやめたからと言って、その分仕事に意識が向かうかと言うと、微妙なところです。
なので、テレワークのサボり癖に特化した解釈を捻り出してみようと思います。
ルール1:「ついスマホを見ている自分に気づいたら→backlogのチケットを1つ処理する」
社内でのタスク管理をbacklogでおこなっており、ちょっとした作業みたいなのをチケットにして回されている状況です。忙しさに追われて、期限切れチケットが増殖していく一方。すごく地獄の状況です。
新年の際に、100以上溜まっていた期限切れのチケットを全部「完了」に処理したのですが、まだ1月22日なのにもうこのザマです。
1つ1つのチケットの中身はそんなに重くはないのですが、「チケットを確認し、中のタスクをこなし、チケットを処理済みにして他の人に回すなり完了にするなりする」という一連の流れをこなすのがひたすら面倒だと思って、後回しにした結果、気づけば数十のチケットが貯まり、中にはまあまあ重要なのに放っておかれたタスクがあったりするわけですね。
なので、サボり癖に使える「if-thenルール」を自分なりに考えました。スマホを弄ってしまった場合、罰ゲームとしてbacklogのチケットを1つ処理しなければいけない、というルールを作る!
ルール2:「ネットサーフィン等でついついサボってしまったら→残業を30分増やす」
弊社はブラックなので残業代が出ません。
なので、残業が増えても損しかありません。全部サービス残業です。
しかし、業務時間だけでは期限的に間に合わないものを複数抱えている状態なのが弊社社員の日常で、みんななし崩し的に残業をしています。
あと、私も「結構サボっている」という後ろめたさがあるので、しゃあないと思ってサービス残業をしています。
でも、よくよく考えたら、業務時間内にちゃんと必死で仕事をしていれば、サービス残業に不満を持つ権利はあるはずだし、残業代が出ないのであれば定時退社をしてもいいはず。
なので、自分ルールとして、「サービス残業を罰ゲームとして解釈する」という試みをおこなってみれば、ブラックな弊社の「サービス残業の部分に限っては」自分の中では納得がいくのではないかと思いました。
ネットサーフィン等で1回サボったら→残業30分、2回サボったら→残業1時間・・・10回サボったら→残業5時間。罰ゲームの分だけは、残業の多さに対して不満を持たない。
いつもはなし崩し的に残業に突入していたため、定時(19時)以降に友達との予定を立てるのが怖かったんです。もし残業になっちゃったら、友達との予定をドタキャンしなければならないので。ただ、自分のサボった回数が直で残業時間に影響するようなルールを作れば、残業時間はサボった回数次第なので、自分でコントロールできます。
あと、サボっていることに対して自己嫌悪が最小になるという利点も。息抜きは大切。ずっと仕事で切羽詰まっているわけにはいかない。残業30分という形で十分に懺悔しているわけですから、多少サボっていたとしても自分を責めない。
定時すぐあがることに関しても罪悪感を持たずに済みます。
退勤する際に他の人の勤務状態を見ると、まだ10名以上がバリバリ残業しているのが日常茶飯事だったりします。
みんながまだまだ頑張っている中、急いで終わる自分は酷いんじゃないか・・・なんて罪悪感があったものですが、このルールを取り入れれば罪悪感は要りません。
だって今日は1回もサボってないんだもん。定時にあがってもいいんですよ。
まとめ:※あくまで「私の」活用法です
前の章で2つのルールを作成しましたが、これはあくまで「私の」ルールです。
課題チケットを罰ゲームがてら処理するとか、サボってなければ残業不要とか、皆様の会社ではさすがに通用しませんよねw
正直、私は今の会社が嫌いで、一刻も早く転職したいと思っているくらいの温度感なので、こんな考えで動いています。ある意味、既に「会社がどうでもいいと思っている」からこそのスタンスなんですよね・・・。
今回のルールについても、「サボりをやめて会社に大きく貢献したい」というよりは、「今も一応会社に所属して給料をもらっているのにサボっているのは罪悪感がある」「残業はしたくない。でも、サボったままなのは流石に自分を許せない」という自分の気持ちがあった上で、「とりあえずサボる問題だけ解決しておこう」と定めたものです。
私と同じような境遇の人には参考になるかもしれません。
面倒臭い作業・できればやりたくない作業をサボったことに対する罰ゲームとして設定する、みたいなやり方はわりかし有効かもしれません。
では、明日からまた平日。皆さんも、脱サボり頑張りましょ!
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